空き家グッド

空き家、空き室、空きビル、空き店舗、空き倉庫は問題ではなく可能性!空き家を活用して社会的課題を解決し、新しい街のコンテンツに生まれ変わらせる。そんな観点から書いているブログです。

空き家・空き室・空き部屋オーナーの考えは十人十色・千差万別

火曜日(4/15)、JamHouseの宮内さんの紹介で「世田谷区空き家研究会」に参加させていただきました。世田谷区大原の旧柳澤邸という大変由緒ある古民家が会場で、定員20名のところ30名くらいが参加したようでした。

世田谷区空き家再生活用協議会のイベント・セミナー - こくちーず(告知's) イベント・セミナー集客を支援する無料サービス

 
f:id:cbwinwin123:20140418204916j:plain
f:id:cbwinwin123:20140418204932j:plain
(国登録有形文化財でもある古民家「旧柳澤邸」)
 f:id:cbwinwin123:20140419133920j:plain
f:id:cbwinwin123:20140419133942j:plain
 
僕のような初参加者が10名位?いたようです。26歳のウェブプログラマーの男性はネットを見て参加されたそうで、「古民家活用」や「空き家活用」といたったキーワードに興味•関心がある人は結構いるんだなと思いました。
 
 
まず司会の方が自己紹介、次に事例発表とディスカッションでした。
 
 
・プレゼンテーション1
天然社 吉原佐紀子さん「フィンランド子育て支援ネウボラの世田谷導入について」 
・プレゼンテーション2
岡さんのいえTOMO オーナー 小池良美さん 
「まちのお茶の間~岡さんのいえTOMOの実践(仮)」 
 f:id:cbwinwin123:20140419133904j:plain
 
世田谷区では、オーナーの意思により地域にひらかれ、公益的で非営利なまちづくり活動や地域の絆を育む活用がなされている世田谷区内の私有の建物を「地域共生のいえ」として地域の交流拠点になっているようです。

 

 
世田谷区は空き家活用に積極的です。
 
 
空き家等(空き家・空き室・空き部屋)の公益的な活用を考えているオーナー向けの相談窓口を設けたり、

世田谷区空き家等地域貢献活用相談窓口を開設しました。 - 世田谷区

 

 

空き家等の地域貢献活用している事例をモデルとして選定して地域貢献活用の普及・促進を目指したり、

空き家等地域貢献活用相談窓口|市民まちづくりの支援|トラストまちづくり事業|一般財団法人世田谷トラストまちづくり

 

 

空き家フォーラムを開催して先進事例紹介やパネルディスカッションをしたり。

「空き家・空室活用フォーラム」の開催結果について - 世田谷区

世田谷区空き家活用フォーラムに見る、空き家等の地域貢献活用のこれから | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【HOME'S PRESS】

 

 

特に区長が空き家に対してとても関心を持っていることがわかります。東日本大震災の直後、被災者の方々が一時避難所を求めていたときに低廉な家賃で空き家・空き室を貸してくれるオーナーがあらわれ「応急仮設住宅」として60軒近くの空き家が活用されたようです。

「空き家」「空き室」はまちの資産

 

 

また、「土地・建物」の寄付の受け皿の整備も必要と感じられていたことに加え、空き家を利用して起業したりソーシャルビジネスやNPOの活動場所として活用できないか、という問題意識が端緒のようです。

  そこで、再生可能な空き家・空き室とマッチングすることはできないかと考えるようになりました。昨春、「空き家研究会」が立ち上がり、30代の若い世代が中心となって研究と交流を重ねています。また、お母さんがひとりで住んでいる一軒家の2階に、女性たちが起業した非営利企業による「子育て広場」をつくろうという動きもあります。

 
 
このような問題意識と経緯で立ち上がった「空き家研究会」でした。
 
 

気になる点は 空き家等のオーナーさんの参加が少ない点。空き家等を地域貢献に役立てたいと考え行動に移すオーナーさんの存在は非常に貴重ですが、大半のオーナーさんはそういった地域貢献に積極的でなかったりすると思います。

空き家の所有者の7割が特になにもしていないまま

 

国土交通省では、既存の住宅を活用した賃貸流通市場の整備を図ることを目的として、「個人住宅の賃貸流通の促進に関する検討会」を設置し、検討を進めている。その第3回目の会議において、価値総合研究所が行った「空き家」に関する調査結果が公表された。

それによると、調査対象者1万5193人のうち17.7%が空き家を所有していた。内訳は一戸建て(74.1%)が多く、立地は田舎(農山漁村地域)や郊外よりも市街地(35.5%)のほうが多いことが分かった。

空き家となった理由では、別の住宅に住み替えた後、当面は売却や賃貸をするつもりがないまま放置していたり、親から相続したままだったり、あるいは別荘などとして購入したが使っていないといった状況が浮かび上がった。

また、空き家所有者のうち、売却や賃貸などを検討しているのは24.0%で、71.0%の人は特に何もしないまま放置している状況。さらに空き家について、特に管理すらしていない人が12.8%もいた。

地方でも都市部でも空き家が増加。なぜ増える?どんな問題が生じる? | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト

 

 

そういった「空き家を空き家のままにしておいて困らない空き家等のオーナー」に対して「能動的に」営業していくようなサービスが空き家対策を加速させるんじゃないかと思います。具体策はまた後日ブログで書きます。

 

 

 「空き家」の件を話している世田谷区長の会見

区長記者会見(平成24年4月9日) - 世田谷区

区長記者会見(平成25年7月2日) - 世田谷区

区長記者会見(平成26年3月28日) - 世田谷区