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空き家を活用して新しい価値をつくる

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廃校(旧中学校)がいい感じに街に溶け込んでいて気軽に入っていけた件【アーツ千代田3331】

本当は「ハフィントンポスト日本版1周年イベント」に参加したかった・・・

 

先週の土曜日、廃校活用の好例「台東デザイナーズビレッジ」を見てからというもの廃校活用に興味が出てきています。廃校活用を空き家活用に応用できないか、廃校活用の成功事例のエッセンスは空き家活用にも大いにヒントになりそうです。

 

で、非常に面白い記事の多いハフィントンポストを見ていたら1周年イベントを開催するようで、なんとその会場が旧中学校である廃校を活用した「アーツ千代田3331」とのこと!

 

「アーツ千代田3331」とは、

 

3331 Arts Chiyodaは旧練成中学校を利用して誕生したアートセンターです。地下1階、地上3階の館内には、アートギャラリー、オフィス、カフェなどが入居し、展覧会だけでなくワークショップや講演会といった文化的活動の拠点として利用されています。また、誰でも無料で利用できるフリースペースも充実しており、お昼時には近隣にお勤めの方々やベビーカーを押すお母さんたちで賑わい、夕方には宿題をする子供たちの姿も見られます。
アートに興味を持つ人のみならず、誰でも気軽に利用できるのが3331 Arts Chiyodaの特徴。第一線で活躍するアーティストやクリエイターから、地域の子どもたちまでが集い、日常的に創造力を育む文化的活動に触れることができます。東京だけでなく、日本各地や東アジアをはじめとする「新しいアートの拠点」を目指す一方、区民の方々をはじめ人々の憩いの場でもあるのです。

3331について:ABOUT 3331:3331 Arts Chiyoda:アーツ千代田 3331:3331 ARTS CYD

 

アートと仕事と日常生活を一緒くたにしたような空間ですかね。地域や街に開かれているので第一線で活躍するクリエイターも地元の人たちも集うパブリックスペースのようです。 

 

しかしイベントチケットは販売終了。

 

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ハフィントンポスト日本版1周年イベント「未来のつくりかた」 | Peatix

 

イベントに参加できないのは残念ですが、どんな場所なのか知りたいので仕事帰りに行ってきました。

 

秋葉原駅から徒歩8分、歩道と道路の境目無く、街に溶け込んでいた

 

写真ではわからないですが、芝生の手前は歩道と道路です。歩道を通ってすぐに芝生があって気軽に入っていけました。

 

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イベントの受付やっていました。

 

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アートな感じ。

 

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「道路や歩道と境目なくつながっているが理想のパブリック空間」

 

アーツ千代田3331の紹介動画を見ていて思いました。なぜ気軽に入っていけたのかと考えると、道路や歩道と境目なくつながっているからすんなり入れたんだろうと思いました。とても居心地が良かったです。

 

3331について:ABOUT 3331:3331 Arts Chiyoda:アーツ千代田 3331:3331 ARTS CYD

 

空き家活用に置き換えてみると、「アーツ千代田3331」のようなパブリック空間にするケースもあり得ると思います。駅から遠い、老朽化しているなど「住む」ということに特化することが難しそうな場合、地域や街に開くことで「住む」以外の「学ぶ」や「育てる」「働く」「遊ぶ」といったさまざまな活用の場になれば、新しい価値やサービスが生まれるのではないかと思います。

 

”街に溶け込む”というのがヒントになりそうです・・。