空き家グッド

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「世界の住みやすい都市ランキング」が発表、2位東京、9位京都、10位福岡に見るこれからのまちづくり

「世界で最も住みやすい25の都市ランキング」が発表

 

ヤフーニュースからの紹介です。イギリスのグローバル情報誌「MONOCLE(モノクル)」が6月17日、「世界で最も住みやすい25の都市ランキング」を発表しました。トップテンに日本の3都市がランクインしています。

 

1位はデンマークの「コペンハーゲン」で、2位が日本の「東京」、3位がオーストラリアの「メルボルン」となった。このほか9位に「京都」、10位に「福岡」が入るなど、TOP10に日本の3都市がランクインしている。

世界の住みやすい都市ランキング――1位は「コペンハーゲン」、2位は「東京」 (Business Media 誠) - Yahoo!ニュース

 

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国内3都市の前回順位は東京4位、京都13位、福岡12位ですのでどの都市もランクを上げたことになります。「MONOCLE」の独自の指標に基づいて評価しているそうです。

 

都市の経済面や社会面、そして機能面のみならず、毎日の暮らしやすさや人々に幸せをもたらす都市であるかどうかを、MONOCLEが設定した指標をベースに評価したもの。

犯罪率、医療制度、公立学校、景気、公共交通網といったもののほか、緑地スペースの広さ、文化への取り組み、日照時間、電気自動車の充電スポットの数、新規ビジネスの立ち上げやすさといった項目も指標となる。2014年は新しく“自由主義か規律を重んじるか”という指標も加わった。

世界の住みやすい都市ランキング――1位は「コペンハーゲン」、2位は「東京」 (Business Media 誠) - Yahoo!ニュース

 

確かに外国の都市に比べると治安は良いし、公共交通網は充実しているんでしょうね。でも医療機関は医師・看護師不足や公立学校でも指導力不足教員といった問題もありますが。

 

「パチンコ店の数や公共の場における喫煙の禁止、労働時間過多といった点を改善すべき」(東京)

 

日本の経済・文化の集積都市・東京はかなり高く評価されています。しかし、インターネットの発達で「場所を選ばない働き方」が可能となってきました。プロブロガーのイケダハヤトさんは”東京を卒業”して地方に移住しました。手に職を持っているクリエイターの地方移住の波が今後起きていくのかもしれません。

 

にしてもパチンコ屋って多いですよね。あまり、っていうか全然やらないのでよくわからない分野。あとタバコは喫煙ルームが出来たり、区切りがあったりして受動喫煙防止は浸透してきていると思いますがどうなんでしょう。いや「歩きタバコ」が酷いですね。あれは危ないし。そして労働時間過多ですよね、やはり。もっと労働時間短縮してワークシェアしたり、趣味や仲間と交流する時間増やしたり本業とは違う”サイドプロジェクト”立ち上げたり、時間を有効活用できると質の高い働き方・生き方になると思います。

 

東京は「巨大都市として経済面や文化面の恩恵がありつつ、街の荒廃がない。フード、ショッピング、アートは今まで以上に魅力的で、大都市であるにもかかわらず、人々の親切心がある。厳しい規制により空気はきれいで、公共交通網が充実しており、車は必需品ではなくオプション品としてとどまっている」といった点が評価された。 

世界の住みやすい都市ランキング――1位は「コペンハーゲン」、2位は「東京」 (Business Media 誠) - Yahoo!ニュース

 

「街の中心に緑地を増やすとなお良い」(京都)

 

京都に関しての改善点はこれだけ!?ヤフーニュース上で書かれていることだけですが。古都としての伝統や歴史・文化と現代のテクノロジーを融合させていようとしているところや治安の良さ、四季の美しさといった点が評価されました。

 

京都については「学問からハイテク企業まで、昔の首都としての役割にとどまらない都市。毎年5000万人の観光客が訪れるが、150万人が働く主要都市でもあり、人々は歴史と現代の生活のバランスを保とうとしている。街は安全で四季ははっきりしている。」

世界の住みやすい都市ランキング――1位は「コペンハーゲン」、2位は「東京」 (Business Media 誠) - Yahoo!ニュース

 

「増加する空き家の対策や、中国などから流れ込む大気汚染の対策を講じるべき」(福岡)

 

まずは福岡の評価された点は、「 日本国内の小都市で独自路線を歩んでいる良い例。犯罪率は低く、スモールビジネスが活性化しており、自転車通勤が人気。」とのことです。”スモールビジネスが活性化して自転車通勤が人気”ということは起業が身近で電車や車より自転車で移動ってことで運動になるし地球にエコ。いい都市ですね。

 

しかし問題点として挙げられているのが増加する空き家対策とPM2.5対策です。PM2.5についてはふれませんが福岡県の空き家の現状は次のとおりです。

 

<平成20年(2008年)住宅・土地統計調査>

福岡県の空き家率:13.7%(全国13.1%、東京11.1%)

福岡県の空き家数:32.5万(全国757万、東京75万)

 

福岡県の空き家率は平成15年(2003年)は11.1%でしたが5年の間に13.7%にまでの増え方が結構急です。この点をモノクルは指摘しているんではないかと思います。

 

福岡県の空き家対策についてのウェブサイトは今の所ありません。空き家に関する各種データや空き家発生の背景、対策の基本となる実態調査、空き家に関する各種制度の概要と具体的な事例をまとめた”空き家問題の対策に向けて~空き家問題へのアプローチと取組事例~”を作成しているぐらいで、具体的な取組は今後になりそうです。

 

民間レベルでは福岡県糸島市で学生たちが中心となって「糸島空き家プロジェクト」に取り組んでいます。このプロジェクトについては調べてブログで書きたいと思います。

 

評価に一喜一憂することなく攻めのまちづくりを!

 

モノクルがいくら凄い情報誌といっても一企業の一つの見方・捉え方にすぎないわけです。好評価はうれしいですが「課題先進国日本」は人口減少・高齢化を始めとする様々な課題に直面していますからどんどん攻めて解決していく必要があります。日本代表コートジボワール戦のように1点取ったからって守りに入ってはいけないのです。

 

なお、モノクルのランキングは以下の通りです。(昨年順位)

1 コペンハーゲン(1)
2 東京(4)
3 メルボルン(2)
4 ストックホルム(7)
5 ヘルシンキ(3)
6 ウィーン(5)
7 チューリッヒ(6)
8 ミュンヘン(8)
9 京都(13)
10 福岡(12)

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