空き家グッド

空き家、空き室、空きビル、空き店舗、空き倉庫は問題ではなく可能性!空き家を活用して社会的課題を解決し、新しい街のコンテンツに生まれ変わらせる。そんな観点から書いているブログです。

オープンデータの活用で空き家データをマッピングして可視化する

空き家は自分の足で見つける?

 

統計調査上では全国の住宅の7軒に1軒が空き家です。たしかに実際に街を歩いていても「空き家っぽい」一軒家は見かけます。しかしマンションやアパートなどの共同住宅の場合だと空き家かどうかなんて、よっぽど近所だったりでない限りはわかりません。

 

それでも自分の足で空き家を探そうとしても時間・体力ともに限界があります。ましてや不動産屋でもないのに空き家を探していたら、近隣住民の方から不審に思われることうけあいです。

 

ソーシャルメディアで発信・拡散

 

高知で空き家シェアハウス化プロジェクトを立ち上げた藤宮さんは、イケダハヤトさんのブログを見た方から物件の紹介の連絡が来たそうです。その結果、プロジェクト立ち上げから1週間足らずでシェアハウスに活用できそうな空き家を見つけられました。

空き家見つかりました!(1週間足らずで) : まだ高知で充電してるよ!

 

そう。空き家を探しているならばそれをソーシャルメディア上で発信することで空き家活用に興味・関心があったり、空き家の使い道について困っている人などの目にふれる可能性が生まれます。まさにオウンドメディア。費用ゼロで気軽に発信できる時代になりました。

 

さらに、イケダハヤトさんのようなたくさんの読者やフォロワーがいる方がブログの記事にしてくださったりリツイートしてくださったりすることで一気に拡散されます(これは狙ってやるものではないですが)。

 

空き家オーナーの約6割は60歳以上

 

空き家オーナーの約6割は60歳以上です。スマートフォンソーシャルメディア使いこなしている60歳以上の方々もたくさんいますが、大半の60歳以上はそうではないのが実情だと思います。そのため空き家オーナーから「うちの空き家活用してみない?」という発信はなかなか稀なケースだと思います。

 

オープンデータの活用で空き家データをマッピング

 

では活用可能な空き家を見つける方法は他にないのか?空き家データは行政や不動産屋が持っています。そういったデータをオープンにすることで地域に点在する空き家の位置情報が把握できます。オープンデータの活用やオープンデータがまだまだ進まない理由などについてはデータを紡いで社会につなぐ デジタルアーカイブのつくり方 (講談社現代新書)が詳しいです。

 

オープンデータとは、再利用・再配布がしやすい形式でつくられたデータのことを指します。そしてたいていは「オープンデータ化」という表現とセットで使われます。オープンデータ化とは、政府や自治体などが持っている公共的なデータを、だれもが使いやすいかたちで公開することです。

データを紡いで社会につなぐ デジタルアーカイブのつくり方 (講談社現代新書)

 

ここにもあるとおりオープンデータ化はまずは「政府や自治体などが持っている公共的なデータ」が先ですね。しかし民間の不動産屋さんがもっている空き家情報もどんどん公開していけば、ロングテール的にニーズがあると思います。

 

 

例えば区市町村などの基礎的自治体では「空き家実態調査」に取り組んでいるところも増えてきています。そういった空き家データをオープン化することでグーグルアースのような地図に重ねる。そうすると地域の空き家データは可視化され、空き家活用のチャンスは増します。ちょうど横浜市でグーグルアースなどを使ったオープンデータの取組がスタートしています。地域の空き家情報などがデータビジュアライズされることで可視化され、活用などの具体的なアクションがとりやすくなると思います。

 

関連記事はこちら。

空き家の増加といった地域課題のデータを”Google earth”などの活用で分かりやすく可視化「LOCAL GOOD YOKOHAMA」がキックオフ - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ