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空き家の”遍路宿化”が着々「上槙プロジェクトチーム」(空き家活用事例紹介)

空き家を遍路宿に!

 

「お遍路」といえば四国。四国の88ヵ所のお寺を巡礼するわけで遍路宿は必ず必要です。

 

つまり88カ所のお寺を巡るには徒歩だと40日程度、自動車や団体バスでも8日から11日はかかるので、付近には「遍路宿」が必ず必要になってきます。

”空き家を遍路宿に”四国発お遍路文化で地域活性化(空き家活用事例紹介) - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ

 

愛媛県宇和島市で「空き家遍路宿プロジェクト」が今年6月にスタートしました。地元自治会と市民団体などが空き家を無償で譲り受け整備してきました。

 

遍路宿は、地元自治会と「四国へんろ道文化」世界遺産化の会を中心とした「上槙プロジェクトチーム」が、所有者から無償提供された空き家を6月中旬以降、整備。深刻な過疎化が進む上槙地区の、活性化と存続につなげようとの願いが込められている。

遍路宿の整備着々 宇和島・上槙地区で見学会 (愛媛新聞ONLINE) - Yahoo!ニュース

 

そしてこのたび遍路宿が泊まれる状態にまでなり、昨日と今日で見学会が行われたそうです。3部屋に計20人ほどが素泊まりできて、宿泊受付は(8月)25日からです。

 

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画像引用元

 

お遍路の巡礼者数は年間10万〜30万人ということで、少なくとも毎月1万人が巡礼していると考えれば宿泊のニーズは確実にありそうです。使われなくなった空き家の有効活用にもつながり一石二鳥の取組です。

 

宿泊の問い合わせ先載せておきます。

 

宿泊問い合わせはプロジェクトチーム庶務の大森寿人さん=電話0895(85)0080。チームでは遍路宿の名称も募集しており、名称の応募・問い合わせはメールkfc00706@nifty.comへ。

遍路宿の整備着々 宇和島・上槙地区で見学会 (愛媛新聞ONLINE) - Yahoo!ニュース

 

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