立川をフィールドワーク!
思った以上にいい天気の中、まち歩きスタート。約15名で立川を回ってきました。シェアオフィス立川TXTを出発し子ども未来センターまで3時間歩きました。
【マチコラボスクール開講中!】 第2講の本日は、まちづくり立川の藤原さんを先頭にフィールドワークへ繰り出します。参加者の方からは「地元との関係作りは?」「立川の南北エリアの違いは?」といった質問も。最後は「立川子ども未来センター」へ! pic.twitter.com/7BP5pi9Nyf
— TXT(立川シェアオフィス) (@TXT_info) 2014, 8月 30
ゲストは株式会社まちづくり立川事務局長の藤原祥乃氏。株式会社まちづくり立川は立川南口商店街の事業者が集まって設立した会社で「立川を盛り上げられるような事業」を展開しています。最初に立ち寄った立川駅南口徒歩5分のところにある地元農家のとれたて野菜の直売店「のーかる」もその一環です。
新鮮な地元野菜を食べたい住民ニーズに応える
店内はつややかな野菜がいっぱい。元々はJAの農産物直売所だったそうですが、そこが撤退して、株式会社まちづくり立川と国立の農産物直売などのノウハウを持つ「エマリコくにたち」と一緒につくられました。
スーパーの野菜よりも「のーかる」の野菜を選ぶ理由としては「地元の新鮮な野菜を食べたい」という住民ニーズがあるそうです。
JAが撤退したままにしていたら空き店舗状態になっていたわけですね。しかし新鮮な地元野菜を食べたいという住民ニーズは存在する。そこで株式会社まちづくり立川が動いて空き店舗活用して地域のニーズに応えているという枠組みがあると思います。
チャレンジショップでコミュニティビジネスの足がかりをつくる
これからビジネスを始めようとする人に対して、ノウハウを学んで将来立川で開業してもらうことを目的とした「チャレンジショップ」もあります。1階は造花と雑貨のお店、2階はバーでした。空き家や空き店舗をチャレンジショップとして活用して創業支援という枠組みが見えます。より社会性をもたせて街の課題解決のための場所として活用するという観点に立つことも可能なのかなと思いました。
ピンクマンションにはお店がいっぱい
なんとも雰囲気のあるピンク色のマンション。中は餃子屋やイタリア料理屋、カフェ、ヘアサロン、整体院などのお店が充実していました。元々店舗併設型のマンションだったのかちょっとわかりませんが。
マンションなのにお店の看板がいっぱい。そしてピンクの塗装!
中央線を見ながらご飯を食べれます。
やっぱり普通の部屋だった気がします。ということは普通の部屋を飲食店にリノベーションしたということかと思います。
ユニークなマンションです。
広告代理店が自社ビルをリノベーションしてオフィスやコミュニティスペースに
東報エージェンシーが立川支社の自社ビル移転に伴いリノベーション。オフィス機能に加えコミュニティスペースを併設することで”開かれたクリエイティブの拠点”を作り上げて行きます。
屋上ではちょうど先週、オープニングパーティーが開かれたそうです。
まちの困りごとや課題は何かを明らかにすることで空き家活用の道筋が見えてくる
最後に回ったのが立川市子ども未来センター。そして中には立川マンガパークも併設されていました。立川マンガパークについては以下のブログが詳しいです。
400円で約3万冊の漫画読み放題!立川まんがぱーくは漫画喫茶より激安♡
最後に皆さんとまち歩きのまとめを共有しました。そこでぼくの考えた空き家活用のイメージは「空き家を活用して地域のニーズに応えたり街の課題を解決すること」です。ただそれもちょっと漠然としているので空き家を活用してアーティストの活動を支援するとか、シェアオフィスにして起業家やクリエイターの事務所にするとか、自分の興味関心と地域や街のこうありたい未来像とすりあわせて出来ればいいかなと思いました。
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