マチノヨハク

空き家を活用して新しい価値をつくる

空き家の活用で待機児童問題を解決する!「小規模保育白書」の出版のためにクラウドファンディングで寄付してみた

クラウドファンディングで初めて寄付してみた!

 

NPOの特徴として”事業収入以外にも寄付や会費など様々なルートからファンドレイジング”していることが挙げられます。

 

「空き家や空き室を活用した小規模保育所のメリットや実態を保育関係者、そして利用者である子供を持つ親御さんに知っていただきたい」

 

この趣旨に心の琴線にふれたので初めてクラウドファンディングで寄付してみました!認定NPO法人フローレンスの駒崎さんが代表を務める「全国小規模保育協議会」が”小規模保育”を全国に広めるために”白書”を出版するための制作・印刷製本などのために100万円を募っています。寄付金額は3,000円〜30,000円までです。以下、画像はJustGivingさんから引用させていただきます。

 

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都市部は空き家率こそ低くても、空き総数はダントツに多い

 

全国の空き家数は820万戸で東京の空き家数は82万戸(全国の10分の1)です。東京は空き家率こそ全国平均よりも低いものの、空き家総数で見るとダントツに多いです。

 

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画像引用元NPO法人空家・空地管理センターさんのブログから。

 

待機児童問題の8割は都市部で起こっている

 

昨年のデータ(平成25年4月1日時点)ですが、待機児童は都市部に集中しています。

 

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画像引用元

 

そして待機児童問題は急を要する社会的課題です。あっという間に子どもは成長していきます。土地を用意して保育所を建設するなんて悠長なことをやっている時間的余裕はありません。ついでに言うと地価の高い都市部で、ある程度の広さを持った土地を確保するだけでも至難の技でしょう。各地でゲリラ的に生まれる保育所ニーズに対して機動的に対応できる”21世紀型の保育所モデル”の確立を急ぐ必要があります。会社勤め・正社員が当たり前だった時代は大規模な認可保育所を作るマス的な保育所整備で済んだかもしれませんが、現代は働き方や家族、地域コミュニティのあり方は大きく変化しています。そういった変化へ対応するべく保育所サービスもアップデートしていく必要があります。

 

待機児童発生地域の空き家を活用することで低コスト・スピーディに待機児童問題を解決する

 

すでに認定NPO法人フローレンスでは都内の空き家や空き室などを活用した小規模保育所「おうち保育園」を都内に13園オープンさせています。小規模保育だからこそ一人一人に手厚い保育が可能になります。

 

●小規模保育とは?
0-3歳未満児を対象とした、定員が6人以上19人以下の少人数で行う保育です。一人の保育スタッフが担当する子どもの数が少ないため手厚く子どもの発達に応じた質の高い保育を行うことができます。

待機児童問題解決の奥の手「小規模保育」を全国に広める「白書」を出版したい! | NPO活動を支援する | ファンドレイジングサイト JustGiving(ジャストギビング)

 

都内に空き家は82万戸。その内60万戸が賃貸物件です。空き室のままにしておくくらいなら小規模保育所として活用することで、もちろん家賃収入は入りますし、何より社会的課題解決の一翼を担うことが出来ます。

 

「小規模保育白書」が出版されれば小規模保育のメリットや必要性がより多くの人に認知されることになると思います。

 

寄付はこちらから。

待機児童問題解決の奥の手「小規模保育」を全国に広める「白書」を出版したい! | NPO活動を支援する | ファンドレイジングサイト JustGiving(ジャストギビング)

 

寄付の手順

 

まだクラウドファンディングで寄付したことが無い方のために寄付の手順をざっくりまとめます。

 

まずはこちらのページから。

 

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FacebookかTwitterまたはメールアドレスからログインします。

 

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 寄付金額を選択してコメントを書きます。

 

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そしてクレジットカード番号と住所などを入力して終わりです。5分で寄付出来ちゃいます。

 

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