空き家グッド

空き家、空き室、空きビル、空き店舗、空き倉庫は問題ではなく可能性!空き家を活用して社会的課題を解決し、新しい街のコンテンツに生まれ変わらせる。そんな観点から書いているブログです。

”地方のシェアハウスは始まったばかり”「全国シェアハウス最前線報告会」

全国シェアハウス取材の旅の報告会

 

以前当ブログでもご紹介した全国のシェアハウスを取材する旅報告会東池袋ロイヤルアネックスのco-baで行われるということで行ってきました。熊本でシェアハウス「ひだまり」を経営する林田直大さんと中原琢さんのお話です。

 

f:id:cbwinwin123:20141121201345j:plain

9月〜11月の2ヶ月間にかけて2人で北と南からスタートし、ゴールの東京で落ち合うという流れ。南からスタートは中原さん。西日本を中心に21件。

 

f:id:cbwinwin123:20141121202634j:plain

林田さんは北からスタート。16件。

 

一般社団法人に本シェアハウス・ゲストハウス連盟の「シェアハウス市場調査2013年版」によると2013年8月末時点で全国にシェアハウスは2,744件で、そのうち4分の3(2,057件)が東京都内にあります。しかし、地方都市でも日々新しいシェアハウスが生まれているようです。空き家活用してシェアハウスにするというケースは今後ますます増えて来ると思うんですよね。ひつじ不動産とかはシェアハウスを専門に扱っています。

 

地方でシェアハウスは始まったばかり

 

林田さんも中原さんも共通して言っていたのは「地方でシェアハウスは始まったばかり」ということです。確かにこれだけのシェアハウスがあるってことが証明されましたし。それぞれコンセプトがあったり無かったりそれぞれの個性があったそうです。家賃の安さだけではなくキッチンやリビングなど共有スペースを入居者と一緒にシェアすることでコミュニケーションが生まれます。

 

f:id:cbwinwin123:20141121204812j:plain

西日本のシェアハウスを旅した中原さん。

 

f:id:cbwinwin123:20141121204909j:plain

6つのシェアハウスを紹介してくれました。

 

f:id:cbwinwin123:20141121205018j:plain

定期的なイベント開催がいいんでしょうね。友達とかも連れてきて「このシェアハウスいいね!」みたいな話になって入居希望者が増える、というような。

 

f:id:cbwinwin123:20141121205235j:plain

シェアハウスに住むことで「コミュニティの価値」を意識的に作っている感じですね。

 

中原さんの考察では、無駄にルールを作りすぎない、皆をまとめるリーダー的な存在の人の存在が大きい(自然と出て来る)など上手く回るシェアハウスの秘訣のようなものを聞くことが出来ました。後は、住まいの場所を提供した後は働ける場所(コワーキングスペースなど)が必要になってくるということでした。様々な人が集まれば自然と新しいビジネスも生まれやすいということですね。

 

シェアハウスは特別な暮らしではない

 

東日本のシェアハウスを巡った林田さんは3つにポイントを分類していました。まず「収益化できているシェアハウス」。次に「住み開きのシェアハウス」。最後に「管理者と運営者がいないシェアハウス」です。

 

f:id:cbwinwin123:20141121210136j:plain

どれも面白い視点です。

 

f:id:cbwinwin123:20141121210325j:plain

初期投資がある程度かかって、まずは回してみることで認知度を上げていく感じです。

 

f:id:cbwinwin123:20141121210614j:plain

ITやアートなどという共通の関心事がコミュニティを維持するための鍵なのですね。

 

東北は寝るのが早かったそう。秋田は日照時間少ない、自殺率高い、学力高いなどが地域特性です。印象的なのが「シェアハウスは特別な暮らしではない」という問題提起です。確かに核家族化や単身世帯の増加はここ数十年で起きている話であって、誰かと一緒に住んだり、地域との関わりが密接だった生活のほうが歴史上長いわけですね。長屋とか。近所のおばちゃんに子供を預けることも出来た。

 

シェアハウスという言葉を失くそう」というというお話もありました。コミュニティというと排他性や閉鎖的な村社会という印象を持ちますが、コミュニティ2.0というかアソシエーション的なコミュニティというか、自発性や自律性という個がしっかりあった上で他者とゆるやかにつながっていくような関係性のあり方がいいなと思います。

 

まとめ

 

空き家の増加とシェアハウスの増加は相性がいいと思います。単身世帯が増加している中でシェアハウスはセーフティネットにもなると思います。シングルマザー向けのシェアハウスなんてのもありますし。

 

関連記事はこちら。

全国のシェアハウスを取材する旅【9/1〜11/11】がスタート!報告会もあるよ - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ

空き家をクリエイターのシェアハウスに!(いばらきクリエイターズハウス(仮)、TOLABL、渋谷モクモクハブ) - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ

ビッグイシュー249号で「空き家特集」(乙女ハウス、家守の家・ハウスハルテン) - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ

空き家を活用して低家賃で住宅保障して若手漫画家のデビューを後押しする「トキワ荘プロジェクト」(空き家活用事例紹介) - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ