マチノヨハク

空き家を活用して新しい価値をつくる

スマホで鍵の開閉が可能に!スマートロック「Ninja lock(ニンジャロック)の販売がスタート(税別価格1万7800円)

空き家の有効活用を加速させるIoT(Internet of Things)

 

IoT(Internet of things)って言葉を最近よく聞くようになりました。”モノのインターネット”と言ったり、

 

パソコン類以外のモノをインターネットに接続することをモノのインターネット(Internet of Things : IoT)と呼んでいます。

モノのインターネット(Internet of Things : IoT)とは - TOCOS-WIRELESS.COM

 

または、”サービスのモノ化”と捉えられたり、 

 

「『モノのインターネット』と捉えるより『サービスがモノの形を取る』と捉えたほうが良いのでは?」

IoTは「サービスのモノ化」と考えたほうがわかりやすい - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)

 

はたまた”IoE(Internet of Everything)”(全てがインターネットに接続している?)なのか。

 

モノや人を含むあらゆるものがインターネットに接続してやり取りを行う形態を表現するには、IoE(Internet of Everything)という言葉を使うべきであるではないかと筆者は考えている。

「モノのインターネット」--定義はどこまで拡散するのか - (page 2) - ZDNet Japan

 

まだ定義が曖昧な所がありますが、携帯電話にインターネットが実装されてスマホが登場したように、あらゆるモノにインターネットが実装されていくことでより便利なプロダクトが生まれたり高度なサービスが実現されていくと思います。

 

そんな中、スマホで玄関の鍵の開閉を行えるスマート・ロック「Ninja lock(ニンジャロック)」が開発、そして販売が開始されています!これを使えば物理的に鍵を他人に預けなくてもデジタルで鍵の開閉が可能になるため、Airbnbといった空き家や空き部屋の有効活用が加速されると思います。

 

ライナフは、スマートフォンで玄関の鍵の開閉を行えるスマート・ロック「Ninja lock(ニンジャ ロック)」を開発、販売を開始した。ドアの室内側についている、錠の開け閉めを行うために使う金具「サムターン」にかぶせて操作する仕組みで、居住者の知り合いである第三者も鍵の受け渡しをせずにスマホで入室できる点が特徴。これに伴い、ニンジャ ロックを活用して空室の有効活用につなげる新ビジネスにも着手する計画だ。

ライナフ、スマホで玄関の鍵開閉 居住者の知り合いも利用可能 (SankeiBiz) - Yahoo!ニュース

 

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NinjaLock

 

Airbnbの課題の一つ:鍵の受け渡し

 

自宅の空き部屋を宿泊施設として貸し出すAirbnbですが、鍵の受け渡しについてはトラブルになりやすい、または手間がかかります。

 

鍵についてのトラブルとして、以下の2つが挙げられます。

(1)鍵の受け渡しをし忘れて、ゲストが家に入れなかった
(2)ゲストに鍵を無くされた/チェックアウト時に持っていかれた。

こんなトラブルあります Vol.1 鍵編 | Airbnbトラブル&事件 | トラブル&リスク無し!Airbnbで副収入を!

 

郵便受けに鍵を入れておくのもリスキーだし、ゲストが部屋に到着する時間に合わせて待機していなきゃいけないというのも結構手間だったりするでしょう(そもそも時間通りにゲストが来るかはわからない)。

 

スマホで鍵の開閉の出来るユーザーを期限付きで設定できる

 

そこでこのスマートロック「Ninja Lock」を使えば(ドアのサムターンの上にかぶせるだけ)、権限者が認めた場合は第三者でも使用できます。

     

居住者など特定の人だけが使用できる仕組みとなっているが、権限者が認めた場合は第三者でも使用できる。具体的には居住者から招待メッセージをスマホで受け取り、アプリをインストールすれば開閉できるようになる。例えば両親が上京した際には、本人が不在のときでも鍵を開けて部屋に上がれる。

ライナフ、スマホで玄関の鍵開閉 居住者の知り合いも利用可能 (SankeiBiz) - Yahoo!ニュース

 

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NinjaLockとは - YouTube

 

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NinjaLock

 

シェアハウスやコワーキングスペースでも効果を発揮する

 

Airbnb以外にもシェアハウスやコワーキングスペースなどで実用化されていくと思います。シェアの時代において鍵を物理的に所有するのではなく、インターネットやデジタルを上手く使うことでより便利になります。シェアハウスの場合、物理的に鍵を所有してしまうと、その人が退去した場合、悪意があれば鍵を複製出来てしまいますから。そのリスク回避にもなります。それに鍵の管理も簡単になるし、いいことだらけです。

    

一軒家を活用したシェアハウスでも威力を発揮するとみられる。住人の一人が退去した場合、複製された鍵が出回ることを恐れて玄関の鍵を交換するケースが一般的だが、今回のシステムを活用すれば、こうした課題も解消できるからだ。貸し会議室や、事務所スペースなどを共有しながら独立した仕事を行う「コワーキング」スペースでも潜在需要は大きいと、ライナフでは予測している。

ライナフ、スマホで玄関の鍵開閉 居住者の知り合いも利用可能 (SankeiBiz) - Yahoo!ニュース

 

税別価格は1万7800円

 

値段は税別で1万7800円。十分手の届く金額です。法人向けにはレンタルプランも用意しているそうです。

 

Linough NinjaLock スマートロック NL01

Linough NinjaLock スマートロック NL01

 

 

空室有効活用ビジネス「るーみんぐ(不動産時間借りシステム)」今年6月サービス開始予定

 

そしてこのスマートロック「Ninja Lock」を使った空室有効活用ビジネスを今年6月から開始するそうです。

 

空室の有効活用ビジネスは「ルーミング」という名称で展開、6月中の事業化を予定している。同社の滝沢潔社長は現在の会社を立ち上げる前、大手信託銀行に勤めており、空き家問題にかかわる相談が少なくなかった。この経験からニンジャロックを活用した今回のビジネスモデルを発案した。

ライナフ、スマホで玄関の鍵開閉 居住者の知り合いも利用可能 (SankeiBiz) - Yahoo!ニュース

 

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るーみんぐ

 

「Ninja Lock」に「るーみんぐ」といったIoTやシェアリングエコノミーといった発想と技術で生み出されていく商品とサービスこそ、これからのインターネット時代において重要だと思います。

 

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