松戸駅前を中心に「改装可能・原状回復不要」という賃貸物件ばかりを扱った空き家を活用したまちづくりに取り組むMAD Cityの取組が3/31の日本経済新聞朝刊の1面に掲載されています。電子版でも読めます。
【掲載情報】3月31日(火) 日本経済新聞 朝刊1面『人口病に克つ』という連載の中でMAD Cityプロジェクトでの事例について掲載されています。 https://t.co/5UAdYLFvda pic.twitter.com/5AUkgbFz1S
— まちづクリエイティブ (@machizu) 2015, 3月 31
【再掲御容赦】これがエイプリルフールでなくて良かったです。幸先がよい4月の幕開けということで、加速度的にまちづクリエイティブ社、頑張ってまいります。何も無かった期待を最近は少しずついただいている気がして、つまり少しずつハードルが... http://t.co/RwlvpyI5Db
— 寺井元一 (@teraiman) 2015, 4月 6
改装自由、家賃は格安 「新築」幻想に挑む街づくり :日本経済新聞
「人工病に克つ」という日本経済新聞の特集に取り上げられているということで、ますます人口減少する5年後、10年後を見据えたまちづくりのロールモデルとしての先見性が評価されているのだと思います。全国紙に、しかも1面に掲載されるという社会的インパクトはとても大きいと思います。5年後、10年後には「改装可能・現状回復不要」な賃貸物件が当たり前になっていく兆しを感じます。
以下、簡単に動画の紹介です。
セルフリノベーションに取り組んでいる様子です。
入居者自ら改装可能な賃貸物件。
壁の色を塗ったり、床を張り替える、それが賃貸住宅の価値を高めます。
古民家がジュエリー工房に。
で、このジュエリー工房は築100年を超える旧原田米店を改装しました。
こちらの物件は元ラブホテル。
いたるところに名残が。
現在はアーティストのアトリエやクリエーターの活動場所として貸しています。防音性に優れていて、何かを強く叩く音とか、深夜でも気にせず可能なのが売りです。
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誰でもよいわけではなく、自分で改装して魅力的な物件に蘇らせる力を持ったアーティストなどが住むことで物件の価値が上がります。
「DIYリノベツアー」などDIYのワークショップも開催してDIYスキルの定着に向けた取組も進めています。
「なんとなく新築がいい」という発想は固定観念に過ぎず、本当に価値のある住まいは住まい手が主体的に関わること、そして住み継がれていくことで生まれると思います。というか人口減少社会においてはそういう住宅文化が最適解です。