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空き家グッド

空き家、空き室、空きビル、空き店舗、空き倉庫は問題ではなく可能性!空き家を活用して社会的課題を解決し、新しい街のコンテンツに生まれ変わらせる。そんな観点から書いているブログです。

”DIY”を流行ではなく文化として根付かせる!(DIYリノベーションスクール)

空き家オーナーとの協力のもと受講生たちユニットマスターとが合宿的なノリで空き家リノベーションの事業計画をつくり、提案し、実事業化へつなげていく”リノベーションスクール”は目下、勢いのある取組になっています。

 

一方で大阪府堺市泉北ニュータウンの茶山台団地を舞台に行われた”DIYリノベーションスクール”という取組も面白いです。

 

日本初の体験型DIYショップ「DIY FACTORY」と日本最大級のDIY用品のECサイトDIYツールドットコム」を運営する株式会社大都(本社:大阪市生野区代表取締役:山田 岳人、以下 大都)は、デザインオフィス9(ナイン)(本社:大阪市西区代表取締役:久田 カズオ)と、大阪府住宅供給公社(本社:大阪市中央区、理事長:佐野 裕俊)と合同で、大阪府堺市泉北ニュータウン 公社茶山台団地にて2014年10月に「DIY R SCHOOL」を開校しました。半年かけて延べ500名以上の参加者と共にワークショップ形式で5戸の部屋をリノベーションし、2015年3月14日に完成しました。この度、5月30日(土)にオープンハウスを開催いたします。

DIYリノベーションで団地もコミュニティも活性化! 「DIY R SCHOOL」5月30日(土)、オープンハウス開催 - SankeiBiz(サンケイビズ)

 

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画像引用元

 

日本初のプロジェクト「DIYリノベーションスクール」

 

高度成長期に建設が進んだ団地は現在は住民の高齢化や建物の老朽化が全国で共通する課題になっています。大阪府堺市泉北ニュータウンに位置する大阪府住宅供給公社の茶山台団地は1967年から入居が始まった5階建ての賃貸住宅です。

 

泉北ニュータウン全体でも住民の高齢化が進み、堺市では若年世帯の転出や地域活力の衰退を問題視していた。そこで大阪府住宅公社と堺市で協力し、若年世帯に魅力的なリノベーション住戸を供給する取組みを始動した。その取組みの一環でDIYショップ「DIY FACTORY OSAKA」を展開する株式会社大都とデザインスタジオ9(ナイン)が運営を担う形でスタートしたのが今回のスクールだ。

DIY×リノベーション×ワークショップ…夢の組み合わせで何ができる? | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト

 

受講生のレベルにあわせて「本気コース」、「学生コース」、「初心者コース」の3つが用意され、それぞれのコースに大工職人さんが付いてくれます。

 

各コースともに、説明を聞くときも、実演を見るときも、受講者が大工職に注ぐ視線は真剣そのものだった。それもそのはず、作業手順ひとつにしても何故そうするのかや経費を浮かす方法、作業をしやすくする方法などプロから直々に教えてもらえるのだから。

www.homes.co.jp

 

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画像引用元

 

DIY FACTORY OSAKA」とデザインオフィス「9(ナイン)」との出会い

 

事の発端は、堺市大阪府住宅供給公社とがともに課題解決するために、先進的な取組を行っている民間企業とコラボしながら魅力的なリノベーション住宅をつくり、泉北ニュータウンに若い世代を呼び込みたいという考えからでした。そこで、南海なんば駅の高架下にオープンした体験型DIYショップ「DIY FACTORY OSAKA」の存在を知ります。

 

そんな中、ある公社スタッフの目に留まったのが、南海電鉄が手掛ける「なんばEKIKANプロジェクト」の紹介記事。南海なんば駅南側の高架下をリノベーションして、自由で個性的なショップをオープンし、新たなミナミの「まち」を創造するきっかけとすることがテーマとのこと。そのショップの中で特に目を引いたのが、体験型DIYショップ「DIY FACTORY OSAKA」。聞き慣れないコンセプトをカタチにしたその店内には、一般的なホームセンターとは全く異なる、何か作りたくなるようなワクワクする空間がありました。

PLAN【企画背景】 | DIY団地リノベーション 【泉北ニュータウン:茶山台団地】 大阪府住宅供給公社

 

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体験型DIYショップ | DIY FACTORY

 

そして高架下に独創的な店舗をつくったのが大阪のデザインオフィス「9(ナイン)」です。

 

築75年経過した高架下にこの独創的な店舗を創ったのは、リノベーション業界をリードする大阪のデザインオフィス「9」(ナイン)。古いコンクリートを活かしながらの、シンプルかつ先鋭的なデザインには高いデザインセンスを感じました。

PLAN【企画背景】 | DIY団地リノベーション 【泉北ニュータウン:茶山台団地】 大阪府住宅供給公社

 

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9|店舗設計デザイン・リノベーション・新築注文住宅設計|大阪/神戸/京都/東京

 

DIY文化を根付かせることを怠っていた

 

DIY FACTORY OSAKA」を運営する株式会社大都の代表取締役・山田岳人さんは業界としてDIY文化を根付かせることを怠ってきたと指摘します。

 

創業78年、総合金物工具商社でもある大都は、ホームセンターなどこの業界の業績不振に眉をひそめる。「この業界はずっと右肩上がりだったのが、ここ4年ぐらい頭打ちになっています」と業界事情を語る。

DIY文化が海外から日本に入ってきたのは約40年前、店頭に商品を置けば売れる状態が続いたこともあり、利益重視で今日までDIY文化を根付かせることを怠っていたんです」と今までの業界について、赤裸々に語ってくれた。

www.homes.co.jp

 

床張りや壁紙を貼ったり塗ったり自分でできると、それだけで生活の質が上がる気がします。

 

DIY文化が根付くことが人口減少&空き家増加の時代に必要

 

人口も減る、しかし住宅はたくさん余っている。もはや使い捨ての時代ではなく、今あるものをいかに再編集して今の時代に合うようにアップデートさせていくかがキモです。そのアップデートの作業をDIYで行うことが文化として当たり前になること、これがこれからの人口減少&空き家増加する社会を生きる上で必要なことです。

 

住まいも新築中心の住宅事情から変化していく時代、今までは新しいものを創り出すことで活性化してきたが、人口の減少や少子高齢化によって空き家問題も表面化しつつある。これからは今ある物をどう蘇らせるかが問われる時代に突入している。DIYの文化が根付き、多くの人がリノベーションに興味を持つことで、この産業が活発化し大工の育成にも寄与できるとなれば、住人はもちろん各業界への相乗効果も期待できるのではないだろうか。

DIYのやり方が分からない、そんな人が注目する「DIYリノベーションスクール」とは | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【HOME'S PRESS】

 

DIYは何も難しいことではなく、元をたどれば当たり前のことです。

 

最近話題の「DIY」ですが、大都はDIYを流行ではなく文化として根付かせたいと本気で考えています。大量生産・大量消費の現代にこそ、「人任せにせず自分でつくってみる、壊れたら自分でなおす」というDIYの精神が大人にも子どもにも必要になってきています。

www.atpress.ne.jp