テーマは「食とアート」
八王子経済新聞のこちらの記事。八王子駅北口の徒歩10分くらいの場所にある旧川口邸という一軒の空き家が舞台になった、食とアートをテーマとした「FARMART」というイベントに行ってきました。
旬の地元野菜などの食材や調理品、それらの料理を盛り付ける食器などを一堂に集める同イベント。昨年6月に初開催し今回で3回目。これまでは空きテナントやギャラリーなど市内各所をとしてきたが、今回は一軒の空き家にスポットを当てて行う。
今回で3回目のイベントです。今回のテーマは”ピクニックへ出かけよう”ということで、カレー、野菜、コーヒー、パンといった食に加えて木工や陶器・磁器、革製品などの物販が行われていました。
(画像引用元)
再建築不可な土地にある空き家
以前、東京都大田区蒲田で行われていたアート展示イベントも道路に面していない、奥まったところにある空き家でした。そして今回のFARMARTも同じような奥まったところにある木造平屋建ての空き家が会場です。
道路から細い路地を進みます。
奥に進むとたくさんの人がいました。小さい子供を連れた若い家族が多かったです。
曇り空でしたが気温は高く、飲み物はよく売れているようでした。
野菜。
パンの販売。
キーマカレー(600円)。野菜がたくさんでした。
陶器や磁器も色鮮やかに売っていました。
お皿といったガラス製品も。
革製品も。
エプロンや布雑貨も。
土足で家の中に上がれました。
家の中からネパールカレー「奈央屋」さんを望む。お客さんがたくさん集まっています。
八王子市内の空きテナントを使ってアーティストの作品展などを行う「AKITEN」
今回のイベントは八王子市内で空きテナントを使ってアーティストの作品展などを行っている「AKITEN」の協力があります。
市内にある空きテナントを使ってアーティストの作品展などを行っている「AKITEN」の協力を得て開催。「これまで『AKITEN』の流れもあって空きテナントを使ってきたが、今回、会場を探す中で、庭が使える空き家が見つかった」とイベントに携わるグラフィックデザイナーの和田直也さん。「庭が使えるということで、家を出てしまおうとピクニックをテーマに据えた。隠れ家のような場所なので、こんなところにあったんだと発見してもらいたい」と話す。
秋頃には常設店に?!
スタッフの方と少し立ち話した感じでは、将来的には常設店にしようという構想があるそうです。今回のイベントでこんな場所があるんだって知った人も多いはずです。これからの展開が楽しみです。
今後は「FARMART」を常設店にするのが目標。「八王子には、こんなにいいものがあるんだということを知らない人にも伝えていくのが目的なので、イベントだけでなく、八王子の発信基地になれるよう実店舗を作りたい」と和田さん。「ショップ兼ギャラリーとして足を運んでもらえるような場が作りたい」と夢を膨らませる。