マチノヨハク

空き家を活用して新しい価値をつくる

空き家一括検索サービス「空き家活用ポータル」に注目

空き家一括検索サービスが登場

今年1月のニュースですが、主婦向けクラウドソーシングサービスの老舗「シュフティ」を運営するうるるが、シュフティ登録ワーカーの人力を活用した、空き家一括検索サービス「空き家活用ポータル」の提供をスタートさせました。 

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(画像引用元:空き家・空き地情報を探すなら|空き家問題を解決する 空き家活用ポータル

空き家オーナーへのアクセスをスムーズにする

管理されていない空き家、放置されたままの空き家って、まちを歩いていても、結構よく見かけます。空き家はなぜ空き家のままなのか。それは単純に、空き家を流動化させるためのインセンティブが無い問題なのか、住宅を所有することに価値を感じている問題なのか、複合的な要因があることは間違いありません。そんな複合的な要因をもつ空き家ですが、なんといってもオーナーがその気にならないことには、空き家の流動化(管理、活用、解体など)は進みません。今回リリースされた「空き家活用ポータル」は空き家情報を不動産事業者などに提供することで、空き家の流動化に向けてオーナーへの働きかけを加速させることを狙っています。

近年、管理されていない空き家や、放置されたままの空き家が増加しております。これらは人口減少や高齢化もありますが、なによりも、空き家オーナー様が、「有効な活用方法を知らない」ことや「放置することで起こる未来のトラブル」への 「認識がない」 ことが原因です。

また一方で、不動産業者やリフォーム会社などの事業者様は、空き家情報を収集する方法が少なく、有効な活用方法をオーナー様に提案する機会が非常に少ない状態となっております。

空き家活用ポータルでは、全国27万人が足を使って収集した空き家情報を、事業者の皆様へ適時お届けすることで、このアンマッチな状況の解決を目指します。
この情報を有効活用していただくことで、全国的な問題となっている
様々な空き家問題解決の一助となりたいと思っております。

空き家・空き地情報を探すなら|空き家問題を解決する 空き家活用ポータル

どんなサービス?

対応エリアは現在は、東京都内23区を中心に約1,500件だそうですが、今後は全国に広げていく予定だそう。今年中に80,000件の空き家情報の収集を目標としています。では、どうやって空き家情報を収集するのでしょうか?それは、全国約27万人もの人が登録している「シュフティ登録ワーカー」がスマホの専用アプリを使って、対象エリアの空き家情報を収集し、それらの情報をもとにデータベースを構築していくという流れでです。

同サービスでは、無料会員サービスと月額有料会員サービスがあり、無料会員サービスでは都道府県や市区町村など大まかな住所情報からの空き家情報検索や、敷地面積や築年数、賃貸・分譲などの条件による空き家情報検索ができる。

空き家情報データベース「空き家活用ポータル」提供--"シュフティ"人力活用 | マイナビニュース

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(画像引用元:在宅ワーク・内職の求人募集、お仕事で稼ぐならシュフティ

在宅ワークのイメージがあるクラウドソーシングですが、「シュフティ外出」ではその名のとおり外出するお仕事がたくさんあります。その中に、空き家情報収集も登録さえています。

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(画像引用元:【第5弾】東京23区内のみ!片手間で「空き家情報」を収集するお仕事(作業:1件=1分程度!平均時給:1,000円以上※過去実績) | 空き家情報収集の仕事・求人 - 【シュフティ】

仕事内容は、東京23区内のまちのどこかを歩き回って、空き家・空き地を見つけて、空き家・空き地に関する情報や写真を収集することです。空き家の効率的な見つけ方や登録時のポイントなどは、別途資料が配付されるようです。空き家1件につき300円程度の報酬です。今後の展開に注目です。

www.shufti.jp