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空き家をカフェ併用住宅、カフェ、旅館に!全国の空き家活用事例の紹介まとめ3選(2016年4月17日時点)

築52年の空き家をカフェ併用住宅に

東京都世田谷区の小田急線経堂駅前で、築52年の木造2階建ての空き家が、カフェ併用住宅にリノベーションされました。中古マンションのリノベーションを主に手がける不動産会社である株式会社リビタが、オーナーからの相談を受け、物件探しから資金調達までサポートしています。お店の名前は「FINE TIME COFFEE ROASTERS」。5月以降、正式にオープンする予定です。経堂駅前の人気カフェになってほしいですね。

今回のケースは、会社を辞めてカフェを開店したい、というオーナーの相談を受けたリビタが、リノベーションフルサポートサービス「リノサポ」の一環で、同社が物件探しから携わったもの。“珈琲民度”が高そうなエリアを調査するうち、もともと医師だった方が自宅として住まわれていた、経堂駅前にある二階建ての空き家と出会い、店舗併用住宅として再生。50%超を自己居住部分とすることで住宅ローンの融資を受けることに成功した。

2016/04/13 リビタ 築52年の空き家をカフェ併用住宅にリノベーション

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空き家をカフェに

横浜市南区にある築55年の木造アパートの空き家が、4月下旬からカフェとしてリスタートします。改装などを手掛けたのは、寿町で格安ホテル・ウィークリーマンション「ヨコハマ・ホステル・ビレッジ」などの事業を展開するコトラボ合同会社です。現在、”日替わり”オーナーを募集中とのことで、カフェ経営などを新しく始める人にとって、いいチャンスですね。

築55年の木造アパートの1階にカウンターとテーブル席、テラス席を設置。2階の5部屋はシェアハウスとして、フローリングや畳、暖色系の壁紙など、異なるアーティストが内装を手がけている。

改装作業は、同社の岡部代表をはじめ、すべて手弁当で行った。材料費などを含め、約300万円が掛かったという。

唐沢の空き家にカフェ | 南区 | タウンニュース

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空き家をカフェと旅館に

東京都豊島区の西武池袋線椎名町駅の商店街内の空き店舗が、「お宿・シーナと一平」として3月からオープンしています。もともとはとんかつ店でしたが、約20年前に閉店、その後は空き店舗併用住宅として使用されていたそう。用途変更し、1階をミシンカフェ、2階を外国人旅行者をメインターゲットとした旅館として再生されています。そもそもの発端はというと、「豊島区リノベーションまちづくり構想」という豊島区による民間主導型の公民連携型まちづくりが背景にあります。

sheenaandippei.sakura.ne.jp

re-re-re-renovation.jp

内装は世界共通文化といえる「布」をコンセプトに設えている。リノベーション工事に当たっては、地域住民とともにさまざまな作業を実施、現在は地域コミュニティーの場としても活用されている。2016/03/20 豊島区の空き家活用プロジェクト「お宿・シーナと一平」オープン

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(画像引用元)

奇しくも3事例ともカフェ!

空き家活用とカフェって親和性が高いんでしょうか。今回の3事例は、全部カフェ経営へと再生しています。空き家がオシャレなカフェとして生まれ変わって、そこで働く人や通うお客さんで賑わって、また何か面白いことが育っていく、そんな好循環がつくれたらいいなと思います。