空き家グッド

空き家、空き室、空きビル、空き店舗、空き倉庫は問題ではなく可能性!空き家を活用して社会的課題を解決し、新しい街のコンテンツに生まれ変わらせる。そんな観点から書いているブログです。

空き家を使えば暮らしはもっと楽しくなる!「カリアゲJAPAN」に大注目

カリアゲJAPAN始動

空き家再生活用に関して、楽しみな民間サービスが今夏スタートしました。その名も「カリアゲJAPAN」です。

空き家は 宝の山だ。
日本中に820万戸あると言われている空き家。たったその1%でもいい。
空き家だからこそできる可能性を探り、とことん使い倒したい。
空き家活用のアイデアを知る、空き家を使ってくれる人を探す、空き家のオーナーに出会う。
カリアゲJAPANでこれまでにない空き家の楽しみ方を考えよう!

カリアゲJAPAN - 全日本空き家流通化サービス

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画像引用元)空き家を楽しむ!

カリアゲJAPANとは?

ではカリアゲJAPANとはどのようなサービスなのでしょうか。空き家オーナーと借主との間を取り持つ、マッチングサービスが肝だと思います。空き家オーナーは物件をカリアゲJAPANに登録し、カリアゲJAPANは空き家オーナーに対し物件情報入力や現地調査等のサポートを行います。借主はカリアゲJAPANのウェブサイトから物件検索し、気になる物件を見つけたら内見、住みたいと思ったら契約、そして入居、これらのサポートをカリアゲJAPANが行います。空き家といっても、「築30年以上で1年以上空室の物件」という条件があります(ただし、物件の状況や立地等により築年数に関係なく対応してくれるそうです)。

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画像引用元)空き家をカリアゲJAPANがマッチング。

「その他の住宅」の空き家を流通化

空き家オーナーにとっては、空き家を事前に改修する必要はなく、むしろ家賃収入があります。借主にとっても、通常の賃貸と違ってDIY改装が可能(原状回復不要)で、格安家賃で借りることができます。全国に820万戸もある空き家は内訳を見ると、「賃貸用の住宅」が429万戸(52.4%)、個人所有の住宅である「その他の住宅」は318万戸(38.8%)もあります。

最新の空き家率は過去最高の13.5%で7戸に1戸が空き家だけどピンチをチャンスに! - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ

しかも、2008年から2013年の5年間で63万戸増加した空き家のうち、50万戸は「その他の住宅」なのです。

5年前に比べ63万戸増加した空き家のうち50万戸は放置空き家になる可能性の高い「その他の住宅」 - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ

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画像引用元:PDF)不動産市場に出ていない空き家(その他の住宅)の増加率が上がっています。

アットホームの調査では「自分の実家が将来、空き家になる可能性がある」と答えた割合が3割に上るなど、今後も個人所有の住宅の空き家は増加することが予想されます。

全ての空き家の1%でもいい

カリアゲJAPANは、まさにこの「その他の住宅」の空き家の流動化を進めることを主眼においたサービスだと思います。「日本中に820万戸あると言われている空き家。たったその1%でもいい。」という巻頭の言葉からも、マスを狙うのではなく、ニッチな隅を照らす空き家再生活用に取り組むという発想が読み取れます。

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画像引用元)全部の空き家を再生活用できるわけではない。でも再生活用できる空き家もある、という発想が根底にあります。

カリアゲJAPANの空き家再生利用マガジン「カリアゲタ」で連載コラムをスタートさせた、”住まいと街の解説者”中川寛子さんもこの発想に共感されています。

つまり、世に空き家は多けれど、活用できるのは10分の1程度。
これについては他の調査でもほぼ似たような結果が出ており、残念ながらすべてが活用できるわけではない。
さて、それをどう見るかである。
なんだ、10分の1しか活用できないのか、ダメじゃんと思うのか、
10分の1も活用できるのか、頑張ろうと思うのか。
私がどちらのタイプかといえば、著書のタイトルからもお分かりだろう、脳天気に、前向きに取り組む派である。

カリアゲジャパンがオープン。ってなんだ? : この世に家がある限り

空き家再生利用マガジン「カリアゲタ」の質が高い 

空き家のマッチングサービスも素晴らしいのですが、空き家再生利用のためのアイデアと知恵を発信していくメディアコンテンツ「カリアゲタ」の質がとても高いんです。中川寛子さん、島原万丈さん、長嶋修さん、などなど空き家問題やリノベーションについて、第一線で活躍している論客の方々が執筆している記事は読み応えがあります。

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画像引用元)充実の執筆陣による空き家再生活用マガジン!

空き家オーナーさんは、空き家オーナー向け相談窓口「カリアゲテ」へ気軽にご相談を

空き家オーナーさんは気軽に電話やメールで相談窓口「カリアゲテ」へ連絡してみましょう。建物の所在地、構造、規模、築年数を伝え、空き家マッチングサービス「カリアゲル」への掲載が可能かどうか検討してもらえます。

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画像引用元)まずは気軽に電話orメールでご相談を。

なによりも登録物件数をどう増やすかが課題か

空き家再生活用がなぜなかなか進まないかって、空き家オーナーがなかな空き家を売却や賃貸というように流通化しないことがあります。そもそも物置として使っていたり、はたから見たら空き家に見えていても、1年に1回は掃除しに帰っているとか、そんな空き家っぽいけど空き家じゃないと思っている住宅オーナーさんをいかに乗り気にさせるかが、今後の課題かなと思います(偉そうに書いていますが、着実に空き家再生活用を進めている株式会社ルーヴィスが運営母体ということで、着実に成果を挙げると思っています)。

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 (画像引用元) 暮らしを楽しくするためのツールが空き家!

カリアゲJAPANに大注目

今後の展開が気になるので「カリアゲJAPAN」に関するツイートをまとめて表示できるようにさせておきます。