空き家所有者からの相談をワンストップで受け付ける
東京都では以前から空き家の所有者向けの相談窓口を開設してきました。しかし、弁護士会や司法書士会、銀行など、法律や融資の相談がメインということで専門性が高く、空き家相談のハードルが高かったのが実情だと思います。そこで12月1日から新しく空き家所有者に対して、空き家の売却・賃貸・管理などの利活用を図るためワンストップで相談を受け付ける窓口を開設しました。
東京都は1日、空き家の活用に向け、民間事業者が所有者から相談を受け付けるモデル事業を始めた。都の公募でモデル事業者に決まった東京急行電鉄など3者が同日、相談窓口を開設した。空き家の管理や賃貸、売却などの相談をワンストップで受け付ける。都は相談事例を集め、保育所などでの利用につなげる。
(画像引用元)ただ、あくまでもモデル事業なので平成29年度末には終了してしまう予定でしょう。相談事例をどれだけ集めることができるかが鍵になりそう。
空き家相談は無料
相談窓口は民間事業者が開設しました。NPO法人空家・空地管理センター、東急電鉄、ミサワホームの3者で、それぞれ数カ所窓口を設けています。相談は無料です。詳細はこちらをご確認ください。
(画像引用元:NPO法人 空家・空地管理センター【月々100円で空き家管理できます】)
(画像引用元:空き家ねこ|東急電鉄の「空き家」相談サービス|東急電鉄 住まいと 暮らしのコンシェルジュ|住まいと暮らしの駅前相談窓口 東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ)
(画像引用元:ミサワホーム)
将来、相続で空き家を取得することになるかもしれない方にも
自分は既に家族と持ち家がある。でも相続で空き家になった実家を所有することに「なった」または「そうなりそう」な方は、結構たくさんいらっしゃると思います。相談対象者はまさにそんな相続空き家の所有者や相続予定者です。まずは気軽に電話なりメールフォームから相談してみましょう。相談窓口の連絡先はこちら。