マチノヨハク

空き家を活用して新しい価値をつくる

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

土地の「所有者不明化」はなぜ起こる?

2040年に北海道の約9割の面積の土地が所有者不明に? 昨年1年間で1800億円の経済的損失 災害復旧、耕作放棄地の解消、空き家対策が進まない 社会の変化と制度の乖離 土地の所有権の見方を変えるきっかけに まとめ 2040年に北海道の約9割の面積の土地が所有者…

空き家を活用して住宅確保要配慮者の住まいを確保する!改正住宅セーフティネット法が施行

空き家を活用した新たな住宅セーフティネット制度がスタート 簡単に賃貸住宅に入居できない問題 (1)単身高齢者の増加 (2)若年層の収入の低下 (3)家が狭い (4)一人親世帯の貧困 「2020年度末までに17.5万戸を登録」は弱気? 経済的メリット 居住…

クリエイティブシティ論についてのちょっとしたまとめ(3/3)

クリエイティブシティ論のまとめ記事の3回目です。これまでの記事はこちら。 akiya123.hatenablog.com akiya123.hatenablog.com 創造都市の定義 創造産業同心円モデル まとめ 創造都市の定義 チャールズ・ランドリー、リチャード・フロリダ、ジェイン・ジェ…

クリエイティブシティ論についてのちょっとしたまとめ(2/3)

クリエイティブシティ論のまとめ記事の2回目。今回はリチャード・フロリダが唱える「クリエイティブ・クラス」のお話の続きです。前回記事はこちら。 都市の時代に世界はフラットでもありスパイキーにもなった ボヘミアン=ゲイ指数 クリエイティビティ・イ…

個人の行動を社会的利益と一致する方向に変容させる!ナッジ型の政策手法がとても重要

普段からよく聴いているTBSラジオ「荻上チキ・セッション22」で紹介されていた、ノーベル経済学賞受賞した行動経済学者リチャード・セイラー教授(1945〜)が提唱する「ナッジ」という考え方・手法が、空き家の利活用や発生予防に有効だなと思ったので取り上…

クリエイティブシティ論についてのちょっとしたまとめ(1/3)

クリエイティブシティ論について数回に分けてまとめていきます。 「クリエイティブシティ」を提唱したチャールズ・ランドリー 「クリエイティブ・クラス」に着目したリチャード・フロリダ クリエイティビティの台頭 クリエイティビティ経済には多様性が必要 …

「LIFULL HOME'S空き家バンク」がリリース!その狙いとは?

「LIFULL HOME'S空き家バンク」がリリース LIFULLの他にアットホームも、しかしそもそも… 全国各地に広がる空き家バンク情報の統一化 参加登録受付開始1ヶ月程度で300以上 そもそも空き家バンクを実施している自治体数はどのくらい? 一般社団法人移住・交流…

空き家活用に関する事業提案に応募して東京都の予算に反映させよう

東京都に事業提案してみましょう 対象分野には「空き家活用」も ネット投票も 東京都に事業提案してみましょう 空き家活用に関する事業について、日頃から秘策を考えていらっしゃる方は、東京都によるオープンガバメント*1の取組である「都民による事業提案…

都市部でも起こっている「所有者不明土地問題」を解決するための5つの方策

所有者不明土地は都市部の住宅密集地でも起こっている そもそも「所有者不明」とは? 所有者不明土地が増加する背景に土地の価値の低下 危険な老朽空き家の代執行→費用は公費 固定資産税の課税が滞る→税収減や課税の不公平感 (1)相続登記を促す環境整備 …