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空き家を活用して新しい価値をつくる

空き家活用の前に遅かれ早かれ「親の家を片付ける」

「親の家を片付ける」は誰もが直面する課題

 

8月11日のハフィントンポストのトップで「親の家を片付ける」という記事が掲載されました。

 

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「核家族化」と「高齢化」を背景に、高齢者の一人暮らしが増えています。高齢になると気力・体力とも衰えてきます。高齢者施設に入居したり子どもの家に引っ越すケースもあると思いますが、その際に問題になるのが押し入れや引き出しの中にある山のような荷物の扱いです。

 

「今の『団塊の世代』より上の世代って親と代々同居してたり、長男が家が継いでいたんです。それがライフスタイルの変化で、親と同居する人が減って、『一人暮らしの老人』が急増しました。人口も都市に集中したことで、親と子の住む家も離れて、親子の交流があまりできない間に、親の家にはどんどん物がたまっていってしまう。これまでになかった新しい問題なんですね。

「親の家を片づける」核家族化が生んだ新しい問題とは 

 

親の家を空き家にしている主な理由は「荷物の整理などが億劫で先延ばしにしている」

 

親が高齢者施設に入居する、亡くなるなどで親の家は空き家になります。そうした親の家を空き家のままにしている理由で一番多いのは「荷物の整理などが億劫で先延ばしにしている」です。

 

また親の家の空き家の利用状況で一番多いのは「物置、トランクルーム」です。親の家に限らず空き家全体で見ても「倉庫として使用」が多くなっています

 

空き家の原因には景気対策として新築住宅建設を推し進めていること税制の問題相続の問題などに加え”空き家の荷物の整理や片付けがちゃんとなされていない”ことも大きいということがわかりました。

 

家の片付けサポートサービスの広がり

 

親の家しかり個人住宅の空き家は不動産市場に出ていないからこそ空き家活用の対象として未知数な部分もありますが大きなポテンシャルを秘めていることも確かです。親の家しかり空き家の片付けを早めに行っておくことでいざ売ったり貸したりするときにスムーズに流動化することができると思います。

 

「親の家を片付ける」というウェブサイトでは親との信頼関係を保ちながら親の家を片付けるためのノウハウや知恵を紹介しています。

 

 

また、サマンサネットでは「整理収納サービス」などを行っています。

 

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遅かれ早かれ誰もが直面する実家の整理。計画的に片付けしたいものです。

 

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