地方や郊外の空き家活用事例に学ぶ
大都市圏で空き家が多い
”空き家率”ではなくて”空き家数”から見ると空き家問題が全国共通の問題であることがわかるということについて以前書きました。空き家率だけで見ると、一位が山梨県(22.0%)、二位が長野県(19.8%)、三位が和歌山県(18.1%)、四位が高知県(17.8%)、五位が徳島県(17.6%)となり、空き家問題は地方の問題と捉えられがちです。
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しかし、空き家数で見てみると全く違う景色になります。
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北海道が5番目(388,200戸)というのを除くと上位8番目くらいまでは三大都市圏に含まれる都府県です。数の上では大都市圏で空き家が多いです。
地方で始まる空き家活用・空き家再生の取組に学ぶ
地方や郊外では既に空き家活用や空き家再生の取組が盛り上がっています。
徳島県神山町のアーティスト・イン・レジデンスやワーク・インレジデンス、そしてサテライトオフィス
京都市の東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
これらの事例から空き家活用のノウハウだったり色々学べると思います。特に東京都は空き家数約80万戸と膨大です。7割が共同住宅、6割が賃貸住宅という特徴がありますが、都市部の空き家活用のモデルを作って行きたいですね。
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