空き家の借り手側のニーズ
高円寺名物「0円餃子屋」にて
昨日はイケハヤのブロ部でご一緒した方々と高円寺名物「0円餃子」へ行ってきました。ブロ部が終わったのが5月なので、皆さんに会うのは結構久しぶりです。小林さん23歳おめでとうございます!
さてそんなブロ部の方々と話した中で、主に空き家を「借りる」「使う」側からのニーズが少し見えた気がします。空き家活用を進める上でまず必要なのは貸し手側の困りごとやニーズに耳を傾けることですが、その次の段階として、空き家オーナーさんに「こちらの空き家を○○や○○に活用することが出来るんです」とか「こちらの空き家を使うことで○○なニーズを満たすことが出来るので貸しに出しませんか」などと提案するということをやっていきたいです。
空き家借り手側のニーズ
昨日話した中で出てきた借り手側のニーズとしては、
- 空き家を安く借りたい
- 安く借りられるイベントスペースを探している
- 空き家に住みたい
- 長期旅行中に自宅をAirbnbで貸したい
- 自宅をAirbnbで旅行者に月5万円で貸し出す
- シェアハウスに住みたい
といったコメントがありました(空き家活用に限らず広い意味で住宅の活用やスペースのニーズ)。
空き部屋をAirbnbとして活用
Airbnbに関しては登録してしまえば後は個人同士でのやり取りになるので、やろうと思えば今すぐにでも始められますね。ただ長期間不在の間に自宅の部屋を貸し出すときに盗難や部屋荒らしという被害に合う可能性もあり得ます。(参考記事:ここでちょっとおさらい。Airbnbで実際にあったトラブルまとめ - Airbnbで月30万円を稼ぐなんちゃって|*・ω・)ノ** ホテルオーナーのブログ)
空き家を安く貸し出す
住宅地地価は下落しているわけですが、家賃は1992年に土地バブルが弾けた後も2003年ぐらいまで家賃は上昇し続け、その後高止まりを続けています。参考記事:お金がなければ「事故物件」に住めばいいじゃない : まだ東京で消耗してるの?)
(画像引用元)家賃に見る価格の下方硬直性。空き家の増加。住宅困窮者の存在。高い家賃。機能していない公営住宅。
空き家を公営住宅として活用したり、子育て世代への家賃補助により空き家への居住を促すなど、家賃負担を軽減することは何よりの住宅政策だと思います。
空き家をイベントスペースや交流スペースに
カジュアルに社会について議論するイベント「セッションズ」を運営するいちじくさんの困りごととして「会場代が高い」という問題があります。例えばゲスト二人のトークイベントなんかだと、講演料+会場使用料がかかりますね、普通。で、ゲストへの講演料にもよりますが、会場使用料が高いとそれだけ聴講料も高く金額設定する必要が出てきます。安く使えるスペースのニーズはあるわけですね。
これについて空き家に限らず、空きスペースを貸し出すサービスは最近増えてきています。
貸しスペースのことなら「軒先.com」 -もったいないスペースをシェアするサイト-
ルームシェアやシェアオフィスで空きスペースを有効活用 | スペースシェア(SPACESHARE)
空き家をシェアハウスに
結活ブログの清水さんは以前シェアハウスの走り?のゲストハウスに住んでいた経験をお持ちです。空き家をシェアハウスにするというケースは全国的に増えている兆しを感じます。高知の充電ハウスや熊本のひまわりなど。今度、「全国シェアハウス最前線報告会」というイベントもありますね。(参考記事:全国のシェアハウスを取材する旅【9/1〜11/11】がスタート!報告会もあるよ)
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