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「としまF1会議」が空き家・空き店舗活用の具体的なアイデアを提案

としまF1会議

 

東京都23区で唯一、「消滅可能性都市」に指定された豊島区。女性が暮らしやすいまちづくりを進めるため子育て世代である20〜30歳代を主体とする「としまF1会議」が8月の第1回から今月までに計6回の会議を行いまちづくりの具体的な提案を行いました。”F1”とは広告業界のマーケティング用語で、20〜34歳の女性のことです。

 

23区で唯一、若い女性の減少で将来消滅する可能性があると民間研究機関に指摘された豊島区で11日夜、女性区民らでつくる「F1会議」が住みやすい街づくりのプランをまとめ、高野之夫区長に提案した。空き家を使った居住支援や子育てナビゲーターの配置など当事者ならではの具体的なアイデアが並ぶ。区は意見を来年度予算に反映させるため検討を始めた

東京新聞:豊島区「F1会議」 空き店舗で居住支援 人口減対策 女性が提言:東京(TOKYO Web)

 

空き家、空き店舗を活用して子育て世代が住める家を提供したり、多世代が集まれる場所にするなど、女性が住みやすいまちへの居住促進策も提言された。

Yahoo!ニュース - 豊島区消滅阻止へ提案 女性区民ら区長に提出 東京 (産経新聞)

 

空き家を使った居住支援や子育てナビゲーターの配置」「空き家、空き店舗を活用して子育て世代が住める家を提供したり、多世代が集まれる場所にする」といった具体的な空き家活用の提案が出されました。当事者による提案だからこそ重みが違います。

 

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東京新聞:豊島区「F1会議」 空き店舗で居住支援 人口減対策 女性が提言:東京(TOKYO Web)

 

提案内容を各担当課で吟味

 

「子育て」「まちづくり」「ワーク・ライフ・バランス」などの観点から消滅防止の対応策が提案されたようで、各担当課では提案の中から新規事業としての実現可能性を検討し、可能なものは来年度予算に盛り込む考えです。

 

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