マチノヨハク

空き家を活用して新しい価値をつくる

”空き家を大学生と地域の「人・食」が交流する拠点に”「0号館プロジェクト」が熱い!(高崎経済大学生による空き家再生プロジェクト)

空き家を地域や社会とつながる場所に!

 

群馬県の高崎経済大学生9人のグループによる空き家再生プロジェクトがクラウドファンディングで資金調達を行うなど、着々と準備を進めています。

 

高崎経済大学の学生9人のグループが、大学近くの高崎市下小塙町の空き家を改修し、学生と地域住民、企業人らの交流の場にする取り組みを進めている。2月下旬に改修を終え、4月にオープンさせる計画だが、費用集めが課題で、個人の寄付や企業協賛金の協力を呼びかけている。


群馬)空き家を交流拠点に 高崎経済大生、寄付呼びかけ:朝日新聞デジタル 

 

ぼくがそうでしたが大学生時代にもっと地域の人や社会人と知り合ったり出来ればいい刺激になったりしたと思います。将来のことや働くことのイメージをもっと強く持てたかも。毎日、大学へ講義聞きに行ってなんとなくサークルとかゼミの仲間と過ごしているだけでは卒業後の進路や将来の働き方や生き方について考える機会があまりにも少なかったように思います。というか狭い範囲のコミュニティの中では創造的だったり面白いワクワクするような発想にはなかなかつながりにくい。

 

ということでこちらの空き家再生プロジェクトの事業名は「0号館プロジェクト」。高崎経済大学は7号館くらいまであるようですがなぜ”0号館”なのか?それは中心市街地や企業、地域住民、バイト先と大学との中間にあるような”寄り道校舎”をイメージしているそうです。

 

代表の地域政策学部3年の三橋純香さん(21)は「大学とアルバイト先などの狭い範囲で過ごす学生が少なくない。0号館に立ち寄り、地域の人と友人になり、地域や社会を知る場所にしたい」と狙いを話す。

群馬)空き家を交流拠点に 高崎経済大生、寄付呼びかけ:朝日新聞デジタル

 

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大学の向かいに築約100年の古民家を見つけ、家主と交渉

 

昨年の春に大学周辺の物件を探したそうですが不動産屋に行っても相手にされず、そんなときに見つけたが大学の向かいにある古民家だったそうです。

 

思い返せば、この方との出会いがすべての始まりでした。
プロジェクト開始当時(今年5月)僕たちは、大学から近い空き家を探していました。
不動産屋に行っても相手にされず、、、苦笑
そんな時に見つけたのが今の0号館です。
大学でメンバーのひとりがドキドキしながら電話をかけたことを今でも鮮明に覚えています。
とっても優しい表情で迎えてくださりました。


大学から徒歩100歩の場に地域と大学を繋ぐ”0号館”を作りたい!(三橋純香)家主、高橋さん!お隣さんは、無料学習塾 - READYFOR?

 

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市の空き家改修助成金の上限500万円を調達

 

空き家を活用させてもらえる目処が立ったら次は改修費用の調達です。高崎市では空き家を”地域サロン”として改修する場合に、改修費用の一部を助成する制度がちょうど昨年から始まったようで上限の500万円の交付決定を受けたそうです。

 

折しも高崎市が昨年6月、空き家の解体・活用に助成を始めた。人が集まるサロンに活用する場合、改修費用の3分の2を補助する。グループは助成を申請し、上限の500万円の交付決定を受けた。古い建物の再生を手がける市内の業者に改修工事を依頼した。

群馬)空き家を交流拠点に 高崎経済大生、寄付呼びかけ:朝日新聞デジタル

 

クラウドファンディングでも寄付を募る

 

空き家の改修費用は代表の三橋さんがプレゼンしたビジネスコンテストスライドによると約600万円。市の助成金で足りない分は企業協賛や会費、そしてクラウドファンディングで集めています。

 

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目標金額は既に達成されています。おぉ!

 

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大学から徒歩100歩の場に地域と大学を繋ぐ”0号館”を作りたい!(三橋純香) - READYFOR?

 

空き家を大学生と地域の「人・食」が交流する拠点に

 

改修後はコミュニティカフェや日替わりキッチン、イベントスペースやゲストハウスなどの宿泊事業まで手掛ける構想があるそうです。今後が楽しみです。

 

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