「AERA」2015年2/9号の「空き家リノベーション特集」のラストは東京スカイツリーの目と鼻の先・地下鉄押上駅から徒歩2分のところにあります元金物会社の倉庫をゲストハウス/コワーキングスペース/カフェ/バーにリノベーションした「ゲストハウス東京ヒュッテ」について書きます。前回記事はこちら。前々回記事はこちら。
ゲストハウス東京ヒュッテ
2014年8月にオープンしたゲストハウス東京ヒュッテはもともと建築関連製品や各種資材の卸売会社が倉庫として使っていた建物です。外国によくある古い建物や倉庫を利用した天井の高い広い空間・・・こうした物件を探していたのは海外旅行や在住経験が豊富な現経営者の3人の方々。半年以上空いていた築40年のこの倉庫を不動産屋で見つけたそうです。
(画像引用元)広々している空間です。1階のロビーラウンジ。
外観はこんな感じです。
(画像引用元) 裏通りが道路に面していて、川沿いで風が抜ける心地よさもウリだそう。
スカイツリーが目と鼻の先です。
アクセス | 東京 ゲストハウス/東京ヒュッテ TOKYO HUTTE
1階はコワーキングスペース/カフェ/バー/ゲスト用ラウンジ、2階がゲストルーム
1階は電源やWiFiを完備したコワーキングスペースです。2Hで600円、1日いても1100円、これはお得です。ここでブログ書けますね〜。
コワーキングスペース | 東京 ゲストハウス/東京ヒュッテ TOKYO HUTTE
ぼくがよく閲覧にしているノマドカフェブログ「AYAKOの東京ノマドカフェ図鑑」にも載っていました。
そして2階はゲストルームです。ドミトリータイプと個室タイプがあります。
宿泊案内 | 東京 ゲストハウス/東京ヒュッテ TOKYO HUTTE
そしてスカイツリーを間近で見られる屋上からの眺望は抜群です。ライトアップされる夕方以降は更に美しい眺望に。
法令との整合性、DIYで工事費を極力節約
ゲストハウス開業のためには旅館業法や消防法などの基準をクリアしないといけません。それに適した物件であることに加え改修が必要です。壁のペンキ塗りや床のニスがけ、家具作りなど、自分たちでできることはDIYで手がけ極力節約したそうです。
「広い空間をシンプルに使うこと、アンティークな雰囲気と宿泊施設としての清潔感を大切にした。新築物件だったら、廃材を使った椅子や棚がチープに見えただろうが、古い鉄製の梁を残したことで、友人や祖母からもらったユーズド家具や自分たちの手作り家具も、違和感なくなじんだ」(塩田浩章さん)
宿泊客の9割近くは外国人
宿泊客は年齢、国籍様々で9割近くが外国人だそうです。実際に泊まってみた方のブログにも書いてあります。浅草も近いし外国人観光客にとっては便利な位置にあるんだと思います。
私以外で泊まっている方は大半が外国人でした。日本語が聞こえたのは最後の1日だけでした。フランス語や中国語がよく聞こえてました。
次は周辺エリアの活性化を進める
ゲストハウスしかりコワーキングスペースやカフェ、バーの常連客も増えつつあるそう。東京ヒュッテが周辺エリアに良い刺激となって街が盛り上がっていくか、これからが楽しみです。
「東京ヒュッテの開業で、周辺の活性化が進んだらうれしい。町内会や近隣ショップとの連携を深めつつ、今後は1階をイベントやギャラリーに活用して人を呼ぶ予定。この街の起爆剤になりたいですね。」(藤綱さん)
「旅人はもちろん、フレキシブルに多くの人が交差していく場にしたいです。ですからコ・ワーキングは、1回ずつのドロップインのみで月会員などは募りません。カフェには、当施設をご利用でない方々にも気軽にお寄りいただける、オープンな場にしたいですね。せっかくこれだけのスペースがありますので、イベントを開催したいですし、ギャラリーとしてもお貸しして、この東京ヒュッテを発信基地にしてほしいです。」と方向性を語っている。
デザイナーが作った「ゲストハウス東京ヒュッテ」が8月4日グランドオープン! スカイツリーを見上げる夜景は圧巻! : GuesthouseToday(ゲストハウス・トゥディ)
押上に行った際はカフェで休憩、ゲストハウスに宿泊、コワーキングスペースで仕事、などなどしに、東京ヒュッテへ行ってみましょう。
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