今日は北品川駅から青物横丁駅周辺にかけて広がっていた宿場町・品川宿の名残を残す北品川本通り商店会周辺の空き家調査に同行させていただきました。この件についてはまた次回以降まとめます。実際に街を歩いて空き家(に見える建物)を巡るのは五感が刺激されるのがいいです。
空き家めぐりツアー
さてそんな「空き家めぐりツアー」は全国の至る所で行われています。香川県観音寺市で香川空き家バンクを運営しているNPO法人スローシティプロジェクトが3/21に空き家めぐりツアーを実施しました。
田舎暮らしや空き家を活用した地域おこしに関心のある人を対象にした「空き家めぐりツアー」が21日、香川県観音寺市であった。県内外から参加した25人が市内の物件見学を通じて、まちの魅力に触れたり、自然との共生について思いを巡らせた。
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市内にある空き家をめぐり妄想を膨らませる
このツアーの内容は「観音寺市内にある空き家物件から魅力的な物件をピックアップしてみんなで見せていただき、いろんな妄想を膨らませるイベント」だそうです。実際に歩いて見て感じてイマジネーションを膨らませることは楽しいです。
なお、「今回はその場で賃貸・売買条件についての詳しい説明や、所有者の方の紹介は行いません。実際にご覧になって気になる物件があった場合、後日個別相談を行います。」とあるように、あくまでも”妄想を膨らませること”に主眼が置かれたイベントです。
参照:観音寺、三豊の情報はNPO法人スローシティプロジェクト空き家バンクから
移住や町おこしのきっかけになることを目指す
NPO法人スローシティプロジェクトという名称が表しているように、田舎暮らしや空き家を使った町おこしに興味のある人向けに行われました。
同ツアーでは、「観音寺市内にある空き家物件から魅力的な物件」を見学するだけでなく、地元食材を使った昼食が楽しめるほか、2014年のツアーをきっかけに移住した家族がセルフリノベーションした現場の見学も盛り込まれている。
空き家入居者の生活の様子や物件選びのアドバイスも
ツアー当日は6つの物件を見学したほか、昨年、築80年以上の民家に家族3人で入居された方が生活する様子や物件選びのポイントをアドバイスしてもらったようです。
この日は同プロジェクトが選んだ六つの物件を見学したほか、昨年12月、築80年以上の民家に家族3人で入居したばかりの水沢亜希子さん(37)宅を訪れ、自然の中で伸び伸びと生活する様子も見て回った。
水沢さんは「古い家だが造りや材質がしっかりしている点が気に入った。大家さんの人柄や自由に直していいという条件も入居の決め手になった」と語り、見学者に物件選びのポイントをアドバイス。