マチノヨハク

空き家を活用して新しい価値をつくる

空き家が問題になる理由とそのリスク、海外のイケてる空き家活用事例(最近madcity.jpに寄稿した記事まとめ)

madcity.jpに寄稿した記事のご紹介

 

MAD Cityのウェブメディア「madcity.jp」に参画するようになって約2ヶ月、これまでの間に寄稿した記事を2記事ずつ紹介していきます。今回は、7/17更新の「空き家が問題になる理由やリスクはなに? | MAD City:松戸よりDIYと暮らし、物件情報を発信」と、7/20更新の「イケてる空き家活用事例って?(ドイツ・ライプツィヒの空き家再生の場合) | MAD City:松戸よりDIYと暮らし、物件情報を発信」です。

 

空き家が問題である理由と空き家のリスク

 

空き家が増えている、空き家が問題だ、空き家問題だ、というようにニュースなどで騒がれるようになって結構経ちます。では具体的に空き家が問題である理由や空き家のリスクなどについてわかりやすく書かれた記事は割と少ないのではないでしょうか(いや、結構たくさんあって、参考にさせていただいている方や記事もたくさんありますが)。手前味噌ながら、こちらの記事は要点良くまとめられたと思っています。

 

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空き家が問題になる理由やリスクはなに? | MAD City:松戸よりDIYと暮らし、物件情報を発信

 

トップの画像は2013年に財政破綻したアメリカのデトロイト市の空き家(廃墟?)の画像を引用しています。空き家の増加の先には、町としての機能が成り立たなくなって人が住めなくなったり、自治体の財政が賄えず公共サービスはストップ、あらゆる生活インフラの維持管理もままならず、治安や景観、衛生環境の悪化につながっていくことをデトロイト市の姿が教えてくれます。

 

そして、空き家の何が問題なのか?この点については「外部不経済と機会損失を発生させるから」と、若干とっつきにくい言葉で説明しています。空き家のリスクについては税負担(固定資産税など)、撤去費用、相続…金銭面、時間面、労力面などなど様々なコストがかかってきます。詳細は記事を御覧ください

 

madcity.jp

 

海外のイケてる空き家活用事例

 

空き家活用事例って国内では最近どんどん増えてきていて、「空き家活用事例」と、ググったりしてみると色々出てきます。でも海外の空き家活用事例はなかなか見つからないのではないでしょうか。そんな中、日経BPの小さな組織の未来学ビッグイシューなどで紹介されているのがドイツ・ライプツィヒのハウスハルテンです。今回は主に日経BPの小さな組織の未来学を参考にさせていただき記事作成しました。

 

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イケてる空き家活用事例って?(ドイツ・ライプツィヒの空き家再生の場合) | MAD City:松戸よりDIYと暮らし、物件情報を発信

 

第二次大戦後、東ドイツへ組み込まれ産業が衰退していったライプツィヒ。1989年のベルリンの壁崩壊が大打撃となり、さらに経済の停滞と大規模な西側への人口流入、そして空き家の増加。しかし、ライプツィヒの中心市街地には築100年といった建築物がたくさん残っており、それらは街の歴史を語る上で重要な資源であると捉えてスタートしたのがハウスハルテンという団体の発端でした。

 

ハウスハルテンのコンセプトは「使用による保全」ということで、空き家を誰かが使うことで建物のメンテナンスをしてもらおうという趣旨です。空き家の使用者がDIYで改装や修繕を行うことをハウスハルテンがサポートします。ライプツィヒの街中の空き家を再生することで物件の価値を上げ、そしてエリアの価値を上げ、人口増加、家賃上昇という好循環が生まれています。そういったプロセスについての詳細は記事を御覧ください

 

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