2014年4月から本ブログを書き始めて5年が経ちました。その間に空き家の増加やそれに伴う問題が各種メディアで報道・発信されることが増え、空き家の活用や再生に取り組む事業者や団体、個人の活躍が目立つようになってきました。本ブログではそうした動きの現状をまとめたり考察するなどして発信してきました。こうした知見を活かし、京王井の頭線の三鷹台駅・井の頭公園駅・吉祥寺駅・中央線の西荻窪駅エリアで空き家の活用・再生を促していきたいと考えています。
空き家(場所)を探している事業者を募集いたします
つきましては、京王井の頭線の三鷹台駅・井の頭公園駅・吉祥寺駅・中央線の西荻窪駅エリアで空き家(場所)を探している、
- 社会的課題*1解決に取り組んでいる(または取り組もうとしている)事業者
- 街固有の文脈(独自の文化や歴史、自然)を活かしたプロダクトやサービスを提供しようとしている事業者
を募集いたします。下記のメールアドレスまたはTwitterのDMでご連絡をお願いいたします。現状は空き家と思われる建物の登記事項証明書を確認するなどして所有者情報を集めている状況ですので、すぐに入居可能なわけではありません。しかし上記1、2の条件に合う事業者と空き家活用・再生のビジョンや具体的な事業内容、収支の見通しなどについてともに考え、推定空き家の所有者との交渉を模索していきたいと考えています。
空き家を活用して社会的課題を解決する、街の文脈を活かしたコンテンツをつくる
これまで5年間、空き家を活用して社会的課題を解決する、街の文脈を活かしたコンテンツをつくる、といった理念で情報発信してきました。2018年10月時点の住宅・土地統計調査によると国内の住宅総数に占める空き家の割合は過去最高の13.6%です(空き家戸数も過去最多の846万戸)。野村総研の予測では2033年に空き家率は30.4%、空き家戸数は約2,170万戸にまでになるとしています。点在する空き家を「負動産」にするのではなく新しい価値を生み出す場として生まれ変わらせていきたいです。多様で複雑な社会的課題を解決する場として、その街ならではの体験を売るお店として。一緒に汗をかいてくださる事業者の方のご連絡をお待ちしています。
<連絡先>
cbwinwin@gmail.com
空き家の活用で社会的課題を解決するブログ (@cbwinwin) | Twitter
空き家の再価値化を実行したいです(画像は初台にある本の読める店「fuzkue」)