空き家グッド

空き家、空き室、空きビル、空き店舗、空き倉庫は問題ではなく可能性!空き家を活用して社会的課題を解決し、新しい街のコンテンツに生まれ変わらせる。そんな観点から書いているブログです。

土地の「所有者不明化」はなぜ起こる?

  • 2040年に北海道の約9割の面積の土地が所有者不明に?
  • 昨年1年間で1800億円の経済的損失
  • 災害復旧、耕作放棄地の解消、空き家対策が進まない
  • 社会の変化と制度の乖離
  • 土地の所有権の見方を変えるきっかけに
  • まとめ

2040年に北海道の約9割の面積の土地が所有者不明に?

所有者不明土地問題研究会は2017年10月26日、所有者不明土地の増加の将来推計と経済的損失の試算を公表しました。まず所有者不明土地の面積ですが、今年6月に同研究会は、その面積が九州に相当する410万ヘクタールに上ると推計を明らかにしていました。

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空き家を活用して住宅確保要配慮者の住まいを確保する!改正住宅セーフティネット法が施行

  • 空き家を活用した新たな住宅セーフティネット制度がスタート
  • 簡単に賃貸住宅に入居できない問題
    • (1)単身高齢者の増加
    • (2)若年層の収入の低下
    • (3)家が狭い
    • (4)一人親世帯の貧困
  • 「2020年度末までに17.5万戸を登録」は弱気?
  • 経済的メリット
  • 居住支援法人による入居・生活支援
  • まとめ

空き家を活用した新たな住宅セーフティネット制度がスタート

2017年10月25日に空き家を活用した新たな住宅セーフティネット制度がスタートしました。具体的には、住宅確保要配慮者(高齢者、子育て世帯、低額所得者、障害者、被災者など住宅の確保に特に配慮を要する方)の入居を拒まない賃貸住宅として空き家を登録してもらう制度の創設と住宅確保要配慮者の入居円滑化に関する措置の実施です。

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クリエイティブシティ論についてのちょっとしたまとめ(3/3)

クリエイティブシティ論のまとめ記事の3回目です。これまでの記事はこちら。

akiya123.hatenablog.com

akiya123.hatenablog.com

  • 創造都市の定義
  • 創造産業同心円モデル
  • まとめ

創造都市の定義

チャールズ・ランドリー、リチャード・フロリダ、ジェイン・ジェイコブスなど、都市に対する創造性の重要性を唱えているのは日本人では佐々木雅幸教授が有名です。佐々木教授は創造都市を定義づけています。

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クリエイティブシティ論についてのちょっとしたまとめ(2/3)

クリエイティブシティ論のまとめ記事の2回目。今回はリチャード・フロリダが唱える「クリエイティブ・クラス」のお話の続きです。前回記事はこちら。 

  • 都市の時代に世界はフラットでもありスパイキーにもなった
  • ボヘミアン=ゲイ指数
  • クリエイティビティ・インデックス

都市の時代に世界はフラットでもありスパイキーにもなった

21世紀は都市の時代だなんて言われています。国家同士が競争するのではなく、都市間競争がメインになっているということです。フロリダも「世界はフラットであると同時にスパイキーでもある」と新クリエイティブ資本論の中で述べています(P.203)。スパイキーとは、尖った、デコボコな、という意味でつまり、ボストンからワシントンDCに至る地域「ボス=ワッシュ」(経済生産は2兆ドル以上)、「広域東京圏」(経済生産は2.5兆ドル)、ヨーロッパのアムステルダムブリュッセルアントワープを結ぶ地域「アム=ブラス=トワープ」(経済生産は1.5兆ドル)などからもわかるように、人口密度の高い「メガ地域」が世界経済を主導しているとフロリダは指摘しています。

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個人の行動を社会的利益と一致する方向に変容させる!ナッジ型の政策手法がとても重要

普段からよく聴いているTBSラジオ「荻上チキ・セッション22」で紹介されていた、ノーベル経済学賞受賞した行動経済学者リチャード・セイラー教授(1945〜)が提唱する「ナッジ」という考え方・手法が、空き家の利活用や発生予防に有効だなと思ったので取り上げます。

  • 「ナッジ」とは?
  • 「都市のスポンジ化」への対応
  • 「施策の具体的方向性」の中にナッジ型の政策アプローチの検討の必要性が明記
  • 強制や報酬ではない第三のアプローチ

「ナッジ」とは?

その「ナッジ」ですが、「nudge」という英語の動詞で、「人の脇腹を肘で優しく突いて人に注意を喚起する」という意味があります。法律や条例で空き家の適正管理を強制される、空き家活用の改修費用に助成金が出るなどのインセンティブ、など空き家の適正管理や活用を促す施策はあります。しかしこれらは受動性と能動性と両極端なアプローチともいえます。このナッジという考え方・手法を取り入れることで空き家に関わる人に対し、誰からも強制されず、自分の主体性の余地を残しつつ、かといって社会的な利益とも逸れることない行動の選択を促すことができるんじゃないかと考えます。(哲学者の國分功一郎さん的に言えば受動態でも能動態でもない「中動態」ということかな。これは本題ではないですが。)

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