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空き家グッド

空き家、空き室、空きビル、空き店舗、空き倉庫は問題ではなく可能性!空き家を活用して社会的課題を解決し、新しい街のコンテンツに生まれ変わらせる。そんな観点から書いているブログです。

スポンジ化する都市で目的を持ってまちづくりをするには

饗庭伸

前回記事に引き続き、首都大学東京准教授の饗庭伸先生の講演「人口減少時代の都市計画と空き家対策」の内容後半をまとめます。5つの項目のうち、

  1. 人口減少時代をどうとらえればよいか
  2. 人口をどう捉えるか
  3. 都市の空間はどう変化するか
  4. 空き家を使って何が出来るか
  5. 空き家政策へのコメント

の、4.空き家を使って何が出来るか、からです。

  • 都市はじわじわとしか変わらない
  • 空き家活用・再生の実践(やぼろじ)
  • 空き家活用・再生をまちに点在させる(鶴岡の空き家を活用したまちづくり計画)
  • 都市計画の4種類の方法
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都市はゆっくりと小規模にランダムにスポンジ化する

饗庭伸

先日読んだ「都市をたたむ」の著者である首都大学東京准教授の饗庭伸先生の講演があるとのことで、参加してきました。テーマは「人口減少時代の都市計画と空き家対策」。都市計画の専門家である饗庭先生から見た空き家対策は、どんなものなのか聞いてきました。

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写真はあまり大っぴらに撮れず、第二部のパネルディスカッションに入る前に一枚。場所は国分寺労政会館の会議室。

  • 人口減少期には都市をつくることを目的にしなくてもいい
  • 人口減少は当たり前のこととして適応する
  • 都市のスポンジ化はゆっくりと小規模でランダムに起きる
  • 都市の再開発はいつまで続くのか
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空き家がクリエイターのシェアオフィスに!@カマタの取り組みに注目

空き家再生・活用事例 空き家再生・活用事例-東京都 @カマタ

今回は「@カマタ」という、空き家や空き地といった都市の余白を活用し、ものづくりクリエイターの制作拠点を生み出していこうという面白そうなプロジェクトについて書きます。

  • ものづくりの街・蒲田のDNA
  • 木密(木造密集)地域の空き家と空き地が事務所に
  • 空き家再生が蒲田の街全体へ拡張
  • 物件単体ではなくエリア(街)の価値を上げる

ものづくりの街・蒲田のDNA

東京都大田区蒲田ってどんな街でしょうか。繁華街が賑やか、治安が悪そう、ゴジラが上陸、梅ちゃん先生、町工場とものづくり、羽田空港が近い、などなどあります。中でも蒲田は歩いてみると小さい町工場がたくさんあって、金属とか木材を身近に感じる街でもあります。つまり、ものづくりの空気感が漂っている。そんな蒲田で建築家やデザイナー、そして地主の方々が一緒になって、街全体にクリエイターのシェアオフィスをつくろうというプロジェクト「@カマタ」がスタートしています。まさにものづくりの街・蒲田のDNAが受け継がれている取り組みです。

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都市は豊かな生活をするための手段!「都市をたたむ」を読んで

書庫 書庫-都市をたたむ 饗庭伸

今回は首都大学東京准教授で都市計画学者/プランナーの饗庭伸さんの著書「都市をたたむ-人口減少時代をデザインする都市計画」を読みましたので、印象に残ったところをまとめます。”都市をたたむ”っていう表現は、一旦はたたむけれど、いつか開くかもしれないという期待も含まれています。これまでは人口増大社会でしたので、市街地もどんどん広がって(スプロール化)いったわけですが、人口減少に転じてからは、まさに都市をたたむ必要が出てきたわけです。コンパクトシティの議論が盛り上がりを見せ、最近では空き家や空き地が増えることで都市がスカスカになってしまう”都市のスポンジ化”を防ぐための議論も始まったところです。「老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路」の野澤千絵さん同様、”都市のスポンジ化”を防ぐための議論の論客であり実践者である饗庭伸さんの著書は読み応えがありました。

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民泊という黒船が不動産業や住文化にイノベーションを生み出す

コラム コラム-考えたこと
  • 民泊新法案は中途半端?
  • 民泊プラットフォームAirbnbの歩み寄り
  • 現状では民泊の実態把握は困難
  • 法律でも文化でもなくテクノロジーが社会をより早く前に進める

民泊新法案は中途半端?

営業日数の上限が180日だったり、自治体の条例やマンションの規約などで制限できたりと、何かと足枷が多い?民泊新法案ですが3月10日に閣議決定、国会に提出され早期成立を目指すようです。地方分権の時代ですので、自治体の裁量が尊重されることは当然ですが、せっかくの民泊新法を骨抜きにするような過度な制限がなされる可能性があります。そうなると何とも中途半端な法律になってしまう。

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