2016-01-01から1年間の記事一覧
年末年始は実家で家族や親族と「実家の将来」について話し合いましょう 2016年も今日を含めてあと3日。皆様にとって今年はどんな1年でしたでしょうか。さて今回も空き家についての情報をお届けします。テーマは年末年始にちなんで、「実家の将来」についてで…
ターゲットは空き家所有者 前々から気になっていた空き家サービスをご紹介します。その名も「空き家手帳Web」。空き家所有者に向けた情報提供や専門家とのマッチング支援を行うウェブ上のプラットフォームで、2016年9月から公開されました。ターゲットは空き…
今回は中川寛子さんの「解決!空き家問題(ちくま新書)」の読書メモの第8回目です。過去記事はこちら。第1章は、空き家の現状と発生のメカニズムがテーマでした。第2章は、空き家の活用を阻む、「立地」「建物」「所有者」「相談先」の4つの障壁を解説され…
今回は中川寛子さんの「解決!空き家問題(ちくま新書)」の読書メモの第7回目です。過去記事はこちら。第1章は、空き家の現状と発生のメカニズムがテーマでした。第2章は、空き家の活用を阻む、「立地」「建物」「所有者」「相談先」の4つの障壁を解説され…
今回は中川寛子さんの「解決!空き家問題(ちくま新書)」の読書メモの第6回目です。過去記事はこちら。第1章は、空き家の現状と発生のメカニズムがテーマでした。第2章は、空き家の活用を阻む、「立地」「建物」「所有者」「相談先」の4つの障壁を解説され…
マンション価格推定サイト、続々 不動産の参考価格や相場情報ってこれまでは不動産屋さんに聞くしか、なかなか得られませんでした。しかし2015年夏頃から、IESHIL(2015年8月サービス開始)、HOME'Sプライスマップ(2015年10月サービス開始)、おうちダイレ…
空き家が近隣に与える悪影響とは 老朽化した空き家は、火災や倒壊、衛生や景観など、地域に迷惑をかけることになりがちです。では具体的にそういった外部不経済(迷惑)が発生した場合の損害額は、いくらになるのでしょうか。公益財団法人日本住宅総合センタ…
このたびブログをリニューアルしました!気づいていた方もいらっしゃると思いますが、大きくは3点。(1)ブログ名を「空き家の活用で社会的課題を解決するブログ」から「空き家グッド」に変更した(2)空き家グッドのロゴを作った(3)「空き家再生・活用…
行政代執行までの流れ 前回記事では特定空き家予備軍が、多く見積もって全国に約105万戸(全国の空き家約820万戸の約13%)であることを書きました。特定空き家に指定されると、最初に助言・指導があり、次に勧告がなされ、それでも適切な管理や修繕といった…
「その他の住宅」の空き家が急増中 空き家が問題と一口に言っても、賃貸用や売却用の空き家ならば当然ある程度の管理はなされているはずなので、近隣に実害を及ぼしたりすることは少ないです(ただ、空き家が多いだけで街のイメージダウンになりますが)。で…
現在テレビ東京で毎週金曜日の深夜0:52〜放送中のドラマ「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」が面白いです。吉祥寺にある重田不動産という、風変わりな不動産屋さんを訪ねてくる人たちは、学生時代に住んでいたからとか、人気の街だからとか、モテそうだから…
ちょっと古いけど 住生活基本計画ってご存知でしょうか。2016年度〜2025年度までの10年間における国の住宅政策の指針となるもので、今年3月に閣議決定されました。もう3月の出来事なので古いですが、空き家に関する目標が初めて設定されているので取り上げま…
空き家所有者からの相談をワンストップで受け付ける 東京都では以前から空き家の所有者向けの相談窓口を開設してきました。しかし、弁護士会や司法書士会、銀行など、法律や融資の相談がメインということで専門性が高く、空き家相談のハードルが高かったのが…
民泊新法の制度設計がまた一つ前進 Twitterを開いたら藤沢烈さんの投稿を見て、民泊新法の制度設計がまた一つ前進したことがわかりました。 新しく民泊物件を整備したい不動産会社にとっては不満が残るのでしょうが、古民家や空き家の活用をして、週末やピー…
1階はタルトと焼き菓子、フレンチビストロのお店、2階はプライベートサロンとレンタルスペース・ギャラリー HOME'Sが特集企画を出して応援していた「中宇治yorinリノベーションプロジェクト」ですが、2016年11月12日に完成お披露目会が開かれました。京都駅…
まちの景色が変わる空き家再生・活用 空き家再生・活用する前に法的に適合できるのかを調べる 建築基準法、消防法、旅館業法、その他関係法令の確認 建物そのもの(ハード)の調査会社はたくさんある、しかし企画面(ソフト)に対応するそれはない まちの景…
戸建て空き家の取得要因で一番多いのは「相続した」 戸建て空き家の所有者や管理者に対して行った、総務省による平成26年空家実態調査によると、戸建て空き家の取得要因の1位は「相続した」が52.3%でした。核家族化が進んだ現代において、実家の相続というの…
空き家の所有権は放棄できる? 不動産の所有権放棄はできないのが通説 行政実例でも同じ 国や自治体に寄付する? 空き家の寄付制度が整う? 空き家の所有権は放棄できる? 前回の記事に引き続き、空き家の所有権についてです。国土交通政策研究所の機関誌PRI…
絶対的・排他的な所有権 空き家空き家言っていても、所詮他人の物。所有権は絶対的にオーナーが有しています。空き家は、住んでいなくても、全然管理していなくて建物の劣化が進んでいても、地域のイメージが悪くなっても、他人がその利用についてとやかく干…
最近ブログタイトルを「空き家の活用で社会的課題を解決するブログ」から、少しの紆余曲折があって「空き家グッド」に変更しました。空き家はあくまでもツールで、空き家の活用を通して社会的課題や地域の課題を解決する、という視点は継続しつつ、空き家の…
空き家再生の図鑑 HOME'S PRESSのこちらの記事では、一級建築士で大同大学専任講師の米澤隆氏が制作した、空き家再生の図鑑!と言える「空き家再生データバンク」について紹介されています。現時点ではこのデータバンクは一般公開されていないようですが、こ…
久しぶりに松戸へ 昨日はMAD Cityのミーティングのため、一ヶ月半振りに松戸へ行ってきました。午前中のミーティングはそれぞれの近況報告や、新しく始まるまちづくり&カルチャーウェブメディアの進捗状況の確認、9/11に行ったまちづくりイベントの総括など…
シティプロモーションのパイオニアといえば流山市 人口減少、高齢化、景気の停滞、財政状況の悪化、そして地方分権の流れの中で、全国の自治体は必然的にシティプロモーションが必須の取り組みになっています。自分の自治体の魅力を内外にアピールして定住人…
空き家の管理はまずDIYで 空き家はちゃんと維持管理しないと、湿気がこもったり、雨漏りが広がったり、外壁が破損したり、どんどん老朽化が進行していきます。いざ相続や売却、賃貸するとなったときに、修繕や改修のコストがかさんでしまいますし、そもそも…
清澄白河のまちを歩いてみた 1933年(昭和8年)竣工の集合住宅の1階をリノベーション 解体寸前だった築50年の風呂無しアパート兼倉庫をリノベーション 倉庫をリノベーションしてサードウェーブコーヒーの元祖の一つが出店 木材倉庫をリノベーション!ブルー…
プロボノチームで初トークイベント 今年6月にMAD Cityのプロボノチームが主催で初めてとなるトークイベントを開催しました。その名も「松戸を面白いまちにするアイデアトーク!!」。まちづくり関係者必読の新書「地域再生の失敗学」をテーマに、この新書の…
商店街の空き店舗が埋まらないのはなぜ? ちょっと間が空いてしまいましたが、松戸駅前のまちづくりプロジェクト「MAD City」のウェブメディア「madcity.jp」に寄稿した記事をご紹介します。まずはこちら「商店街の空き店舗が埋まらないのは何故?起業の拠点…
「シャッター商店街」は本当に困っているのか(東洋経済オンライン)News Picksコメントまとめ 前回記事のつづきです。空き家問題が問題たるゆえんは、空き家所有者が「特に困っていないから(空き家のまま放置している)」ということでした(空き家のまま放…
空き家の所有者は「別に貸さなくても当座は大して困っていない」 東洋経済オンラインに公開されている木下斉さんの記事より。 全国の自治体で取り組まれている空き家バンクの物件情報を集約し、一元化する動きに対して「空き家バンクでは空き家は減らない」…
4人に1人は65歳以上 総務省が敬老の日にちなんで公表した集計結果によると、65歳以上の高齢者人口は推計3,461万人で、総人口に占める割合が27.3%と、ともに過去最高の数値となったことが明らかになりました。4人に1人は65歳以上。ますます進む高齢化の中、今…