マチノヨハク

空き家を活用して新しい価値をつくる

2015-01-01から1年間の記事一覧

東京23区唯一の消滅可能性都市・豊島区が取り組む「リノベーションまちづくり構想」とは?

豊島区リノベーションまちづくり構想とは? 豊島区リノベーションまちづくり構想がおおかたまとまりました。消滅可能性都市に指定されてから矢継ぎ早に子育て世代向け施策に積極的に取り組み、具体的にはリノベーションまちづくりという手法を軸にしています…

【随時更新】まちづくり、空き家活用、リノベーション、不動産について調べるときに参考になるサイトまとめ35選

最近、ニュースやTwitterなどのSNS上で「民泊」や「空き家問題」について取り上げられることが本当多くなってきました。インプットとアウトプットのバランスが取れないぐらいです。今回はブログ記事作成に当たっていつも参考にしていたり、気にしているサイ…

空き家は物置ではない!国土交通省「平成26年空家実態調査」集計結果から見えてくること

平成26年空家実態調査の集計結果が公表 国土交通省から「平成26年空家実態調査」の集計結果が公表されています。この調査は昭和55年からほぼ5年ごとに行われているので、平成21年版振りとなります(平成26年調査は8回目)。「全国の戸建て住宅の空き家等につ…

元カップルホテルがアーティストやクリエイターのスタジオやアーティスト・イン・レジデンスに!

駅前で好立地すぎるから潰れる?! News Pickに取り上げられている千葉県松戸駅前のまちづくりプロジェクト「MAD City」の特集記事第2弾から。松戸駅西口徒歩2分、しかも大通りに面したところにある元カップルホテル(大人の事情からカップルホテルと呼んで…

住宅を所有したい人・74.9%、自宅周辺で空き家を見かける人・半数以上!内閣府住生活に関する世論調査(平成27年10月調査)から見えてくること

住生活に関する世論調査 内閣府ではさまざまな世論調査を行っています。「住宅や住環境に関する国民の意識を把握し、今後の施策施策の参考とする」ため今回、住生活に関する世論調査(平成27年10月調査)の結果が発表されました。 (画像引用元:住生活に関…

空き家問題に民間企業の立場から取り組むMAD CityがNews Picksで特集されている件

News Picksで全3回の特集 現在、ニュースキュレーションメディアのNews Picksで、千葉県松戸駅を含む半径500m圏内のエリアを核に行われている、民間企業によるまちづくりプロジェクト「MAD Cityプロジェクト」が全3回の特集記事としてまとめられています(第…

「DIY FACTORY 二子玉川店」へ行ってきた!「消費する生活から、つくり出す・つくり変える生活に」DIYがもたらす新しい価値

東京・二子玉川に今年オープンした体験型DIYショップ 2014年に大阪でオープンした日本初の体験型DIYショップ「DIY FACTORY」が今年4月、世田谷区二子玉川にも出店しています。コンセプトは”リアルにDIYを「体験で」できる場所”です。 消費する生活から、つく…

横須賀市が空き家対策特別措置法施行後、初めて「特定空き家」の解体に着手!近隣の危険空き家は迷わずお住まいの基礎自治体に問い合わせよう

空き家対策法により自治体の空き家対策が強化 自治体による空き家対策というと、これまでは近隣から苦情があっても、所有者に対して”お願い”ベースでの対応がメインでした。しかし、今年5月に完全施行された空き家対策特別措置法により、これまでの”お願い”…

DIYリノベーションに必要な道具や素材はネットでサクッと買おう!DIYに役立つECサイトまとめ5選

DIYリノベーションがあつい 千葉県松戸駅前で行われている民間ベンチャー企業による「MAD Cityプロジェクト」のメディア「madcity.jp」に携わるようになってからというもの、「DIY」や「リノベーション」に関して色々調べることが多くなりました。というのも…

実家が空き家になる可能性がある人は3割!アットホーム調査|実家の将来について家族で話し合おう

「実家に対する思い」調査結果を発表 アットホームが「実家に対する思い」についての調査結果を発表しました。その結果、「自分の実家が将来、空き家になる可能性がある」と答えた割合が3割にものぼりました。 不動産情報サービスのアットホーム(株)は1日…

生活者の実感値・体感値を入れた都市を測る新しい基準はこれ|「SensuousCity[官能都市]-身体で経験する都市 センシュアス・シティ・ランキング」がおもしろそう

都市を測る新しい基準 行政職員やまちづくりに取り組む企業の職員、都市計画に影響を与える不動産・ディベロッパーの方々など必読の調査報告書が発表されましたす。その名も「SensuousCity[官能都市]-身体で経験する都市 センシュアス・シティ・ランキング…

不動産とまちづくりは表裏一体!不動産ビジネスでまちづくりを進める|ニュー不動産展「まちと不動産の幸せな関係」イベントレポート

ニュー不動産展へ行ってきた 2015年8月28日(金)〜30日(日)にかけて渋谷ヒカリエでニュー不動産展が開かれました。 「ニュー不動産」は造語で、面白い物件のセレクトマーケットや、DIY、シェアなどのテーマを持った住まいの提供など、これまでになかった…

「ニュー不動産展」がおもしろそう!

ニュー不動産って? 夏の甲子園も佳境を迎え、夏もそろそろ終わりに近づいています。そんな夏の終わりの8月28日〜30日にかけて、渋谷ヒカリエにて「ニュー不動産展」なるトークセッションイベントが開かれます。 画像引用元(以下、同じ):ニュー不動産展 …

アーティストが賃貸物件に求める3つのポイント、2015年はDIYリノベーション元年(最近madcity.jpに寄稿した記事まとめ)

madcity.jpに寄稿した記事のご紹介 MAD Cityのウェブメディア「madcity.jp」に参画するようになって約2ヶ月、これまでの間に寄稿した記事を2記事ずつ紹介していきます。今回は、7/24更新の「小屋とアトリエと住居の事例 ―アーティストが賃貸物件に求める3つ…

空き家が問題になる理由とそのリスク、海外のイケてる空き家活用事例(最近madcity.jpに寄稿した記事まとめ)

madcity.jpに寄稿した記事のご紹介 MAD Cityのウェブメディア「madcity.jp」に参画するようになって約2ヶ月、これまでの間に寄稿した記事を2記事ずつ紹介していきます。今回は、7/17更新の「空き家が問題になる理由やリスクはなに? | MAD City:松戸よりDI…

空き家にアーティストやクリエイターを呼び込む!クリエイティブシティ・MAD Cityの挑戦

プロジェクト開始以来、5年を経て200人近いクリエイティブ層を誘致 千葉県松戸駅前で行われているまちづくりプロジェクトである「MAD City」では地域のストックである空き家を改装可能・現状回復不要な物件として賃貸・売買することでアーティストやクリエイ…

「新旧住民をつなぐ」まちづくり、着地型観光(最近madcity.jpに寄稿した記事まとめ)

madcity.jpに寄稿した記事のご紹介 MAD Cityのウェブメディア「madcity.jp」に参画するようになって約2ヶ月、これまでの間に寄稿した記事を2記事ずつ紹介していきます。今回は、7/10更新の「お祭りを通じて考える『新旧住民をつなぐ』まちづくり」と、7/13更…

公共空間(河川敷)の利活用、屋外イベントを開催するときの防火対策(最近madcity.jpに寄稿した記事まとめ)

1ヶ月ぶりの記事更新 前回の記事が6/29ですから、約1ヶ月ぶりの更新です。寝込んでいたからでも、ネットが使えない環境にいたからでもなく外部メディアへの寄稿に集中したからでした。外部メディアとは千葉県松戸駅前で行われている、民間企業によるまちづく…

MAD Cityプロジェクトのメディアに関わることになりました

改装可能・現状回復不要な賃貸物件は入居者のクリエイティビティを引き出す 千葉県松戸駅西口の駅前の半径500mの範囲で行われているまちづくりである「MAD Cityプロジェクト」。このブログでも何度かMAD Cityのことは書いてきました。改装可能・現状回復不要…

人口減少を背景に国土利用計画案が初めて住宅地抑制に方針転換

新しい宅地造成を抑制 各省庁ではいろいろな審議会が設置されています。国土交通省では国土審議会や社会資本整備審議会などいろいろあるわけですが、このたび、国土審議会計画部会の中で向こう10年間の国土利用計画における土地利用目標について議論が行われ…

空き家・空き店舗・廃校など空きキャパシティの再生・利用を進める規制改革案がまとまる

時代遅れの規制をアップデートする 法令から通達までの運用レベルのものまで多数かつ多様な規制が存在しています。規制とはその創設当時は一定の合理性を有していますが、テクノロジーの進化や社会経済情勢の変化などにより時代遅れとなる規制が多々あります…

空き店舗を発達障害児が放課後を過ごす居場所に!「凸凹kidsすぺいす」

放課後等デイサービス 一般財団法人世田谷トラストまちづくりで実施している出張相談会(空き家活用モデル事例見学会&個別相談会)の2回目が世田谷区の烏山地域で行われました。 平成26年度世田谷らしい空き家等の地域貢献活用モデル採用団体の一つである「…

空き家で食とアートをテーマとしたイベントを開催!「FARMART」に行ってきた

テーマは「食とアート」 八王子経済新聞のこちらの記事。八王子駅北口の徒歩10分くらいの場所にある旧川口邸という一軒の空き家が舞台になった、食とアートをテーマとした「FARMART」というイベントに行ってきました。 旬の地元野菜などの食材や調理品、それ…

Airbnbに追い風!自民党が民泊の規制緩和に向けた提言をまとめる

一般家庭の自宅を外国人旅行者らに有料で宿泊させる 民泊とはつまり「民家に宿泊すること」です。旅館業法などで自宅を使った宿泊提供は、玄関にフロントを設置したりするなどの対応が求められています。一方で最近はインターネットの発達により、Airbnbとい…

空き店舗を秘密基地に!「かんおんじまちラボ」プロジェクトがスタート

秘密基地をつくろう 香川県観音寺市のまちづくりグループ「Re:born.K(香川県観音寺市まちなか活性プロジェクト)」では空き店舗をリノベーションして秘密基地をつくろう、というプロジェクトを進めています。つい先日(5/30)、地元の高校生や商店主などが…

新築中心の高度経済成長モデルの住宅市場からドイツのようなリフォームを中心とした先進国モデルへの転換が急務

「新築建設は経済効果高いよねー」の根拠となる「産業連関表」。住宅の生産誘発効果は2倍弱と。しかし今となっては、新築が造られればその分空きや対策費、街の価値毀損、インフラ修繕など行政効率悪化などのマイナスを含めたら、こんなに高いはずない pic.t…

空き家をインフォメーション、ライブラリー、アーティスト・クリエーターのレジデンススペースに!黄金町バザール2015で空間デザインの提案を募集中(7/10まで)

元違法風俗店舗を中心に空間デザインの提案を募集 NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターでは今年の10/1〜11/3の間に開かれるアートイベント「黄金町バザール2015」の一環として、元違法風俗店舗を中心に、その得意な建物を生かした空間デザインの提案を…

自民党が”物件の囲い込み”解消に向けたレインズルールの抜本的改善などをまとめる

自民党が中古住宅市場活性化に向けた提言をまとめる 不動産業界の重大な問題行為として最近特に指摘されていた”物件の囲い込み”(以下、囲い込み)ですが、ついに政治も動き出しています。というのも、囲い込みの解消に向けたレインズ(全国の不動産会社の共…

空き店舗をゲストハウスに!熱海で始まる空き店舗のリノベーション

リノベーションスクール発 全国に展開し出しているリノベーションスクール。温泉街の熱海でも行われています。2013年11月に開催された「リノベーションスクール@熱海」で提案された空き店舗のゲストハウス化計画が実現に向けて着々と進んでいます。 遊休不動…

空き家の急増が投げかける住宅政策や住宅文化のあり方の再考の必要性

空き家対策特別措置法が5/26に施行 空き家対策特別措置法が先週施行されてからというもの、空き家対策関連のニュースが一気に増えました。そして各新聞社の社説に空き家対策がテーマとして多数取り上げられています。総じて言うと、「空き家が急増して空き家…