マチノヨハク

空き家を活用して新しい価値をつくる

空き家を活用した「分散型サ高住」の可能性

  • 分散型サ高住って?
  • 高島平団地の空き室30室を全面改修して分散型サ高住に
  • 国土交通省でも分散型サ高住を整備促進
  • 家賃が比較的低廉、利便性の高いエリア、そして空き家の活用 

分散型サ高住って?

桜美林ガーデンヒルズに見学に行って以来、サービス付き高齢者向け住宅、略してサ高住について地味に勉強中です。よくよく調べると桜美林ガーデンヒルズの事業主体である株式会社コミュニティネット(以下、コミュニティネット)では、団地の空き室を活用した「分散型サ高住」なるものに取り組んでいるみたいです。そして国でも、分散型サ高住の整備促進を進めています(参考)。分散型サ高住とは何かと言う前に、サ高住の特徴として「安否確認」と「生活相談」が必須サービスであるということがあるわけですが、以前まではサ高住の敷地または敷地に隣接する土地にスタッフが常駐していないといけなかった。しかし規制緩和され、スタッフの常駐場所がサ高住の建物から500m以内にある別の建物でも良いということになり、空き家や空き室の活用が志向されたというわけです。これが分散型サ高住です。

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(画像引用元:都会からの移住者にも好評「サ高住」のいま | 医療・介護 大転換 | ダイヤモンド・オンライン)分散型サ高住のイメージ。500m以内の場所にスタッフが常駐。安否確認や生活相談といったサービスに迅速に対応。

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