空き家グッド

空き家、空き室、空きビル、空き店舗、空き倉庫は問題ではなく可能性!空き家を活用して社会的課題を解決し、新しい街のコンテンツに生まれ変わらせる。そんな観点から書いているブログです。

みんなが結婚して家を買う時代は既に終わった、話はそれからだ

 

社会派ブロガー・ちきりんさんのツイートからスタート。家や車を買うってことは「必要だから」という理由とある種「社会的ステータスだから」という複数の理由があると思います。だとすると住宅は余っているし、家や車を持っていたからって誰かに自慢できるわけでもない。つまり今まで半ば常識とされてきた価値観は急速にしぼんでいっている気がします。今ちきりんさんの本を読んでいて、「常識を疑う」ことで物事をフラットに見ることって大事だなと感じています。固定観念や思考停止、無知などで物事の捉え方を誤ることは多々有るので。

 

多眼思考 ~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~

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家も車もたくさんある。だったらシェアすれば一人で所有するよりも低コストです。インターネットやSNSなどのテクノロジーを使えば場所や属性に関係なく様々な人たちとのコミュニケーションが可能です。情報も昔は所有することに価値があったけど、今は誰でも情報を得られるのでいかに意味のある情報を発信したり、その情報から新しい価値を生み出せるかが大事です。

 

住宅余剰の時代に住宅を買うことは合理的じゃない

 

住宅を買うってことがなぜ時代に逆行しているのかと言われれば、一言で言うと「空き家が増加している」からです。これまで毎年100万戸以上新築住宅を建ててきて今じゃ全国で約820万戸の空き家が存在しています。平均世帯人員が2.51人ですから単純計算で約2,058万人がまだ住めるわけです。住宅の分配がマッチすればホームレスしかり「住む場所」に不安を感じる人たちは皆無になるはずです。しかし実際は空き家といえど所有者の物。憲法で保障された私有財産制は個人の財産権として非常に強固です。

 

これからは持ち家ではなくて賃貸が合理的な住まい

 

ビッグイシュー・オンラインに興味深い記事が。「みんなが結婚して、みんなが家を買う時代」はすでに終わった。


「みんなが結婚して、みんなが家を買う時代」はすでに終わった:データで見る日本の貧困な住宅政策 | BIG ISSUE ONLINE

 

持ち家取得促進のツールであるフラット35などの住宅ローンは空き家がこれだけ増加している時代においても継続しています。しかし、20代や30代の若い世代では持家率は下がり続けています。逆に増えているのが民営借家です。

 

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結婚して子供を産んで家を買って一人前、というような古臭いテーゼももはや過去のものです。みんなが結婚して家を買う時代は終わりを告げました。単身者世帯がどんどん増えています。

 

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10人に3人は単身者、2人は夫婦のみ、そしてたったの3人が夫婦と子供という家族スタイルです。「夫婦と子供二人」という「標準世帯モデル」は全然”標準”じゃないです。

 

まとめ

 

結婚、家族、住宅に限らないですが時代の流れとともにぼく個人の見え方や捉え方が変わってきています。思考すること、広く深く知ることでこれからも変わり続けて行くと思います。住宅は所有するものではなくて活用するもの、価値を生み出す場所として捉えることが大事ですね。そしてインターネットを通して空き家と場所を探している人とをつなげることも可能です。

 

 

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