築52年の木造戸建て空き家がリノベーション
以前こちらの記事で書いて以来ずっと気になっていた、築52年の木造戸建て空き家がリノベーションされて生まれ変わったカフェ「FINE TIME COFFEE ROASTERS」を見てきました(ちょうどCLOSEDだったので、建物や周辺の写真を撮ってきただけですが…)。
白を基調とした雰囲気が素敵な店構えの「FINE TIME COFFEE ROASTERS」は、元々は築50年超の木造二階建ての空き家でした。
おしゃれな自宅兼カフェに
こちらのカフェは実は1階が店舗で2階が住宅という、自宅兼カフェ(店舗併用住宅)なです。2016年6月に経堂駅の近く(徒歩2分!)でオープンしました。自宅兼カフェのオーナーさんは元々は外資系のビジネスマンで、会社を辞めてカフェを開店したいという相談をリビタにしたことがきっかけです。
とりあえず物件を探すだけでもと思って、中古物件を探しに相談に行ったら「希望に合うような物件はない」ということでした。
そのあとリビタへ相談に行ったら、大嶋さんというコーヒー好きな人が担当してくれて、その人がかなりがんばって物件を探してくれました。トータルで10軒ぐらい見たのかな。
- See more at: https://www.roomie.jp/2017/02/369848/#sthash.V8xyffZM.dpuf
(画像引用元:FINE TIME)素敵な店内。コーヒー好きにはたまらないお店だと思います。
元々は医師だった方の自宅だった
こちらのお店(自宅兼カフェ)、経堂駅から本当に近くて、駅前商店街からちょっと路地に入った場所にあります。駅前商店街は人通りが多く、ちょっと脇にそれたところにこんないい感じのカフェがあるって、なんかいいですよね。元々は医師だった方の自宅だったとか。そういえばお隣は大きな元医院でした(雰囲気的に空き家っぽかった)。
経堂駅前の商店街は賑わっていました。
リビタの「リノサポ」を活用
こんな素敵なリノベーションを手がけたのはリビタの「リノサポ」という、ワンストップリノベーションサービスです。専属コンサルタントが中古物件探しから、リノベーション設計、工事、引き渡しまでをワンストップで対応してくれるというものです。リノサポの担当者のブログには、カフェを開店したいという相談を受けてから、開店に至るまでの工程が書かれています。
最初に施主のK様からご相談をいただいたのは、2015年1月。
中古戸建てを買ってリノベーションして住むことのお手伝いかと思いきや、
「パンや菓子類も提供できる、浅煎りのコーヒーを焙煎して提供するカフェを開業したい。そんな物件を探してもらえないだろうか?」
というご要望。
これはまた難しそうで、とてもオモシロそうだ!
と二つ返事で、是非やりましょう!
と答えてしまいました。
空き家が生まれ変われば街も生まれ変わる
駅前の空き家なんて本当もったいなくて、人がたくさん通るわけです。こんな風に会社を辞めてまでカフェを開店したい人がいて、リノベーションの相談から施工までサポートしてくれるサービスもある。あとは空き家所有者がちょっとマインドを柔軟にしてもらえれば、こんなに魅力的に空き家が再生します。