空き家グッド

空き家、空き室、空きビル、空き店舗、空き倉庫は問題ではなく可能性!空き家を活用して社会的課題を解決し、新しい街のコンテンツに生まれ変わらせる。そんな観点から書いているブログです。

クリエイティブシティ「MADcity」

クリエイティブシティで持続的に社会的課題を解決する

 

人口減少、高齢化、空き家の増加、産業の空洞化・・・これら現代の社会的課題を克服するためには様々なサービスが”クリエイティブ”であることがますます必要になってくると思います。スマホやインターネットなどのテクノロジーを使いこなし、芸術や文化や産業において”何かを生み出すこと(創造すること)”が先鋭化する社会的課題解決のヒントになるのではないかと。

 

そして子育て、働き方、高齢者の問題など多くの社会的課題はそれぞれの地域や街の共通の課題であったりもします。

 

そのため、”地域や街がクリエイティブシティであること”がそれぞれの地域と社会全体の発展にとって必要なことだと思います。

 

それでは「クリエイティブシティ」とはどういうものでしょうか?

 

「クリエイティブシティ」の手法で千葉県松戸のまちづくりをする「MADcity」の取組を見ていきます。

 

アーティストやクリエイターを街に呼び込むことで地域活性化を図る

 

MADcityはアーティストやクリエイターなど創造する人のホームタウンとして街をより魅力的に変えていこうというまちづくりプロジェクトです。

 

クリエイティブシティとは、簡単に言えば、アーティストが入り込むことで、アーティストを中心に街の文化や産業が育まれ、街が栄えるという手法です。特に海外では、産業が空洞化し工場や廃屋で溢れるようになった都市を再活性化していく試みとして、クリエイティブシティの手法が活用されています。

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「クリエイティブシティ」を学術的に言うと、まずアーティストやクリエイターが街に入り込み、その周りにデザイナーやプログラマーが集まり、さらにその周りにビジネスを行う人が集まるという過程を経ることで街全体が活性化するというものです。

 

クリエイティブシティでは、まず、産業的には一見役割のなさそうなアーティストを「クリエイティブコア」と位置付けて誘致する。次に、アーティストを媒介にして、その周辺にデザイナーやプログラマーが集まる。さらに、彼らと共にビジネスを行うことを目的として、商業を行う人が集まる。こうした過程を経て、街の産業が活発になって行く。

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創造性に重点を置いたまちづくりです。

 

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画像引用元

 

松戸駅西口駅前半径500メートルをクリエイティブシティに

 

株式会社まちづクリエイティブでは千葉県松戸市のJR松戸駅周辺を「MADcity」と名付け、「アーティストやクリエイターの拠点となる新しい町を作ろう!」というまちづくりの提案を行っています。そんなまちづクリエイティブが手掛ける主な取組は3つあります

 

  1. MAD Cityの紹介のために、トークショーやライブ、ツアー企画などさまざまなイベントを行なうエリア・プロモーション
  2. MAD Cityに住みたい、関わりたいという人に住居やアトリエなどを提供するための不動産サービス「MAD City不動産」
  3. 古くから松戸駅周辺にあるコミュニティと新しいコミュニティ(=MAD Cityの住民)にまたがる形でコミュニティの管理運営を行なうコミュニティデザイン事業

 

MADcityはJR松戸駅西口の半径500メートルエリアのことで、ちょうどコンビニの商圏と同じくらいの日常的な行動範囲だそうです。このエリアを”クリエイティブな自治区”としてブランディングすることでクリエイティブシティをつくろうという取組です。

 

2番目のMADcity不動産では空き家オーナーと交渉して改装自由な物件を見つけてきてそれをアーティストやクリエイターの住居やアトリエ、工房として転貸しています

 

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