前回ブログでは現地の物件を短期で賃貸して”暮らすように旅をする”旅行スタイルが今後ますます広がるであろうことについてイケダハヤトさんのブログを元に書きました。
”暮らすように”旅と仕事をしよう、宿泊先とオフィスはホテルでも旅館でもなく”民家(空き家)”(空き家活用事例紹介) - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ
旅行者と空き部屋をつなぐマッチングサービスが熱い
関連として「個人宅の空き家や空き部屋」を旅行者に宿泊先として提供するマッチングサービスが徐々に広がってきています。個人宅の宿泊マッチングサービスで世界最大の「Airbnb」や”日本版Airbnb”とも言える「Roomstay」、2020年の東京オリンピックを見据え海外からの旅行者を主なターゲットとした「TOMARERU」など、それぞれどのような違いがあるのか調べていたら非常にわかりやすいサイトを見つけました。
今、旅行の宿泊先は個人宅!?旅行者と空き部屋をつなぐマッチングサービスが熱い! │ 国内旅行情報サイト【旅行比較ネット】
インターネットの時代に旅行代理店は生き残れない!?(「Airbnb」)
旅行者と空き部屋を貸したい人をインターネット上でマッチングさせるWEBサービスといえばまずはこれ「Airbnb」(エアービーエヌビー)でしょう。”bnb"は”bed and breakfast"の略で「主に英語圏各国における(多くの場合小規模な)宿泊施設で、宿泊と朝食の提供を料金に含み、比較的低価格で利用できるもののこと」のようです。
現在世界192ヶ国に35万人の家を提供する人(ホスト)を抱えているサービスとのことで世界中で利用されている仕組みです。
ホストは身分証明書などで本人確認済みで、過去に泊まったゲストのレビューなどでホストを判断できる仕組みが用意されているので安全。宿泊料金はAirbnbを通して支払うことができるので、宿泊当日のお金のトラブルも心配いらないそうです。
インターネットで宿泊施設や交通機関と利用者とが直接やりとり可能なので、もはや旅行代理店は生き残れないんじゃないか!?とホリエモンこと堀江貴文さんも言っています。
インターネットを使いこなせば世界中の色々なヒトやモノやコトとつながれるんですね。その大きな力と無限の可能性は既存のサービスや仕組みを簡単に乗り越えてしまうんでしょうね。
インターネットの登場で、仲介役であった旅行代理店の存在が薄くなり、提供者(宿泊施設や交通機関)と利用者がダイレクトに取引するのが当たり前になりました。
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日本発のマッチングサービス、ホストのほとんどが日本人(「Roomstay」)
「ホテルより安く、ツアーよりも自由に」がキャッチフレーズの「Roomstay(ルームステイ)」。Roomstayはまさに日本版「Airbnb」といった感じで、オンライン上で旅行者と空き部屋を持つ現地の人をつなげるサービスです。
まだホストの登録数が少ないようで、今後の広がりが期待されます。
東京なら40弱のホストが登録されています(2014年5月現在)。
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宿泊先は賃貸住宅の空き物件(「TOMARERU」)
今年秋にサービス開始予定の宿泊マッチングサービス「TOMARERU(とまれる)」。以前のブログでもご紹介しました。
海外旅行者にとっては特にその国の文化や歴史を肌で触れたいと思いますよね。ホテルや旅館も良いけどせっかくなら日本の普段の生活を体感したいという旅行者のニーズに応えるマッチングサービスと言えます。日本もある程度まとまった休暇制度みたいなものを設けて”古民家短期滞在旅行”とか出来るようにならないかなー。
日本好きの外国人だと、一般的なマンションのワンルームとかではなく、古い民家なんかに人気が集中したりするんでしょうか。日本も休みが分散して、長期の旅行ができるような社会になるといいですね。
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”民家に泊まるスタイル”はこれからもっと広がる
インターネットの進化で旅行者と空き家・空き部屋を結ぶサービスは自然発生的に生まれてきています。空き家活用においてはインターネットが大きな武器になります。
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