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空き家を活用して新しい価値をつくる

空き家を改装した”古民家ギャラリー”でアメ細工の実演「ギャラリー記田屋」(空き家活用事例紹介)

空き家をギャラリーに!

 

島根県の出雲大社からほど近いところにある「ギャラリー記田屋」はもともと空き家でした。現在は改装して島根の伝統工芸品を展示したりカフェとして地域住民や観光客の憩いの場に生まれ変わっています。

 

島根県の出雲大社から南東約1キロの静かな集落。地元出身の女性が亡くなった夫の実家を守ろうと始めたのが週末ギャラリー「ギャラリー記田屋」です。

築50年の元農機具小屋がメインの展示室。築100年の母屋の座敷や土間、台所も開放してオープンガーデンやプチカフェもやっているそうです。

”空き家を週末ギャラリーに”出雲大社で参拝した後は近所の「ギャラリー記田屋」で島根の工芸品を眺めながらお茶しよう(空き家活用事例紹介) - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ

 

中の様子はこちらのブログが詳しいです。

Gallery記田屋さん|シマシマ製作所*レザークラフト教室・通信講座*工房

8月はおやすみで、9月から再開するそうです。

  

アメ細工の実演が行われた

 

元々は空き家でしたがギャラリーとして活用に踏み切ってからというもの、地元のイラスト・押し花・菓子作家による個展の開催やオープンガーデン、カフェなど様々なことに取り組んでいます。

 

7月には横浜市出身のアメ細工職人さんを呼んでアメ細工の実演が行われました。

 

島根県出雲市大社町で、空き家の古民家を改装したギャラリーが評判を呼んでいる。19、20日には近くに拠点を構える横浜市出身のあめ細工師、ななこ(本名・青柳沙姫)さん(29)が本格出展。実演も行うといい、ギャラリーがさらに華やかになりそうだ。

出雲の古民家改装ギャラリー好評 19、20日はあめ細工のが実演も - MSN産経ニュース

 

「アメ細工」という伝統工芸の実演の場として空き家が活用できる好例です。

 

飴細工は平安時代から始まり、1200年の歴史を持つ伝統工芸の一つです。
砂糖を熱し飴状になったものが、目の前で可愛い動物などに変わっていく様子は
まるで魔法のよう。それがまぢかで、見られるなんてわくわくしますね。

Gallery記田屋 - 出雲市 - アートギャラリー | Facebook

 
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