放置空き家は地域の課題
空き家探し目線で街を歩いていると7戸に1戸の割合で空き家や空き店舗を見つけます。こうした空き家や空き店舗、オーナーさんが定期的に管理されていればいいのですが、雑草が繁茂していたり、扉や窓の鍵がかかっていなかったり、防犯上不安を覚えるなど、近隣で生活する方々にとっては実害にまでは発展していなくても心理的なストレスになるものです。
あらためて放置空き家の問題点とは?でも書きましたが、放置空き家で困っているのはオーナーさんはもちろんのこと、近所に住む方々も空き家問題の当事者であり利害関係者です。
今こそ空き家問題の社会的関心を高めるチャンス
まだまだ空き家問題はこれからじわじわ認知されてくる社会的課題だと思いますので、例え近隣に放置空き家があって不安を感じていても、「どこに相談すればいいのかわからない」「とりあえず行政に相談したけど、行政も空き家対策の体制が整っておらず、結局は解決に繋がらなかった」その結果時間ばかり過ぎる、というのが実情かなと感じます。
そこで様々なメディアを使って働きかけていくしかないと思います。今年7月末に最新の空き家数などの政府統計データが公開されてからマスコミでもニュースになることが増え、最近は空き家問題を扱った書籍や対談なども増え、一気に空き家問題の社会的関心が高まっています。「親の家を片付ける」というのも一見地味ですが、かなりリアルで手間のかかるけれどほとんどの人が直面するであろう課題です。
このような流れに乗って空き家問題の実態把握と具体的な解決へ向けたアクションを各地で展開する必要があります。
クラウドソーシングでチラシ作成
最近登録した「クラウドワークス」の仕事一覧の中にNPO法人空家・空地管理センターさんが「近所の放置空き家に対して不満を持つ方に対するチラシデザイン」を発注されていました。
(【A4単色チラシ】近所の放置空き家に対して不満を持つ方...の依頼/外注|チラシ作成の仕事 [ID:157785])
これはまさに、空き家の近隣に住んでいる方から(空き家の)情報提供をしていただくための訴求チラシ、ということで空き家問題を地域の課題として認知させていくためにのものです。高齢化社会なので、ネットだけでなく、紙媒体も混ぜて行くことが有効です。
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