子供・子育て支援新制度がスタート
NPOフローレンスの空き家や空き室を活用したミニ保育園である「おうち保育園」をモデルとして厚生労働省が制度化した「小規模保育」が4月から本格的にスタートしています。
小規模保育施設は新たに始まった3歳未満を対象にした「地域型保育事業」の一つ。定員は6~19人で、用地の確保が難しい都市部でも、利便性が良くニーズの高い場所に短い準備期間で整備できる。
これまでは認可外保育施設という位置付けでしたが、子供・子育て支援新制度により小規模保育は国の認可事業となります
小規模保育施設はこれまで、認可外保育施設の位置づけで、行政の目が行き届きにくかった。しかし、新制度では市区町村が、地域の事情に応じて認可できる。保育士の配置基準は、認可保育所よりも1人多く、家庭的できめ細かい保育が特徴だ。
従来の保育園に加えて小規模保育や保育ママといった「地域型保育」が新設されました。
子ども・子育て支援新制度 なるほどBOOK(平成26年9月改訂版) - 子ども・子育て支援新制度:政策統括官(共生社会政策担当) - 内閣府
「小規模保育白書」刊行!
新しい保育形態である小規模保育について、由来、特徴、今後の見通しなど体系的にまとめた刊行物がありませんでした。そのためクラウドファンディングなどで資金を募り昨月、「小規模保育白書」が刊行されました。
全国小規模保育協会刊『小規模保育白書』。コンパクトに小規模保育の歴史や現状を紹介しており、ざっと読むだけで、この問題に詳しくなれる一冊。Amazonで入手可です。 http://t.co/EiQLC1kHHG pic.twitter.com/iRzVljyYz8
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2015, 3月 26
【献本御礼】 小規模保育白書 (全国小規模保育協議会http://t.co/iwtZVDw7fQ 新しい制度、障壁となっている規制緩和などに取り組むにあたってバイブルになるのではないかという期待が高まる一冊。 @Hiroki_Komazaki
— 工藤啓 (@sodateage_kudo) 2015, 3月 27
【新刊 発売中】『小規模保育白書』2015年4月開始の子ども・子育て支援新制度のもと、認可保育所としてスタートする小規模保育。小規模保育の黎明期から活動してきた「全国小規模保育協議会」による、小規模保育がひとめでわかる白書です。http://t.co/c6eOlv2Ui9
— 河村書店 (@consaba) 2015, 3月 22
ジャストギビング改めジャパンギビングによるクラウドファンディングにぼくも参加。リターンとして小規模保育白書を2冊いただきました。
内容としては、待機児童問題の現状や子ども・子育て支援新制度導入の経緯に加え、アメリカなどの調査から少人数保育が子どもの発達に与える影響を統計データを駆使して実証していたり、保護者の満足度調査もあったりと、充実しています。