いつも聞いている宇野常寛さんのラジオ番組・J-WAVE の「THE HANGOUT」3/23放送分は「ITビジネスの原理」の著者・尾原和啓さんがゲストでした。「幸せな働き方」について二人が語っていた部分が印象的でした。特に尾原さんが言っていた”幸せは5つの要素の組み合わせで出来ている”という話は納得です。
幸せというのは実は五つくらいの要素の組み合わせで出来ている、ということが最近の研究でわかってきているんです。まず、快楽ですね。コカ・コーラとかを飲むとエンドロフィンが出ちゃうみたいなもの。次にアチーブメント、達成するものですね。今までの人って、この達成することとか獲得するものってものを勝手に「幸せのメインだ」と思っていたんですけれども、他にも幸せっていっぱいあるんですよね。幸福な良質な人間関係を持っているということが幸せに感じる人もいれば、自分がやっていることに意味合いがあると感じられること。例えば、城作りをする石工の人間で、自分が生きている間にはその城は完成しないんだけれど、その一部をやっているという意味合いの中に生きる人もいる。あとは没入やフロー体験に意味合いを感じる人もいる。例えば、築地で延々とサンマを三枚おろしにしている人とかって、すごく幸せなんですよ。なんでかって言うと、同じサンマっていないわけですよね。そうすると、その魚を手にとって、いちばん最適な状況にすることに幸せを感じることができる。やっぱり、高度成長の時代は終わったんで、あなたにとっての幸せって今の五つの内のどれなの? というところからはじめた方がいいんじゃないかなと、僕は思うんですよね。
(J-WAVE THE HANGOUT 宇野常寛 2015年3月23日 - YouTube)52:00〜1:00:20位が該当箇所です。
<幸せの要素>
- 快楽
- 達成
- 良好な人間関係
- 意味合い
- 没入
これら5つが組み合わさって幸せは成り立っているということです。ぼくはまだ何も達成していないけれど2と、集中しているときは時間の経過が早いので5の二つが大きなウェイトを占めています。