マチノヨハク

空き家を活用して新しい価値をつくる

昨日発表した「空き家活用ビジネスプラン」のプレゼン資料を公開←ダメ出し・ご意見歓迎です

 

昨日のブログに対してソーシャルビジネス・NPO系のキュレーションブログを運営されているカルチャ!さんよりコメントをいただきました。詳しいプランの内容が知りたい!と。ありがとうございます。はい、お答えします。内容はというと、千葉県松戸の「MAD City」さんと京都市の「HAPS」さんの取組、あとは豊島区が打ち出そうとしている「リノベーションまちづくり」を参考にしています。

 

DIY改装自由・現状回復不要、空き家とアーティストとをマッチング、リノベーションを軸としたまちづくり

 

この3つの先行する取組からぼくなりに得たエッセンスは「DIY改装自由・現状回復不要」「空き家とアーティストとをマッチング」「リノベーションを軸としたまちづくり」です。順に説明しますと、

 

MAD CityではDIYでOK・改装自由・現状回復不要というユニークな賃貸物件を扱うという、既存の不動産屋とは違う観点・手法で空き家活用に取り組んでいらっしゃいます。

 

千葉県松戸市の一角で、シェア物件などを提供する不動産事業と、エリアプロモーションを通じてクリエイティブなまちづくりを行う「MAD City プロジェクト」。(詳しくはこちら)不動産事業では、”DIYでOK・改造自由・原状回復不要”というユニークな賃貸物件を数多く取り扱っており、アーティストのアトリエやSOHOとして活用されています。

空室だらけの古~いマンションが、レトロなコミュニティマンションとして再生!そのヒミツは入居者同士で行うDIYプロジェクト[MAD “Life” Gallery] | greenz.jp グリーンズ

 

さらに HAPSでは市内で問題になっている空き家の増加と京都に4つある芸術大学の卒業生の活躍の場所の不足とを掛け合わせることで、空き家対策とアーティストの活動支援という二つの課題の解決に取り組んでいます。

 

なんと、京都市内には現在、約11万戸の空き家があり、景観や防犯上、大きな問題となっているのです。
空き家の状態が続けば、家は荒廃します。しかし、通常の不動産流通のためには貸し主の側で大がかりな改修が必要で費用もかかります。

一方で、京都には4つの芸術大学がありますが、卒業生たちの活動拠点となるスタジオに適した物件(広さ、予算、土間ありなどの条件)を市内では自力で見つけることが難しいという状況があります

そこで、アーティストが自身で手を動かし空き家をDIY。大家さんの改修費は抑えられ、アーティストたちは、家賃コストを抑えられ、双方にとってメリットとなるマッチングサービスが始まりました。

京都の町家をインタラクティブな空間へ。HAPS vol.1|京都府 京都市東山区|「colocal コロカル」ローカルを学ぶ・暮らす・旅する

 

そして消滅可能性都市・豊島区ではマンションやアパートの空き室をリノベーションすることで若者や子育て世代にとって魅力的な住宅に変えていこうという取組をスタートさせています。

 

東京都豊島区は建物内の抜本改装をさす「リノベーション」によるまちづくりを進める。民間から提案を募集。区内に2万戸以上ある空き家を若者らが共同で住む「シェア居住」や改修可能な「カスタマイズ賃貸住宅」などニーズの高い住宅に転換する。魅力的な住宅により人を呼び込む。

空き家活用、民間から提案 豊島区 :日本経済新聞

 

主にこういった先行する取組からインスパイアを受け、作ったのが今回のプランです。

 

プレゼン資料を公開←ダメ出し・ご意見歓迎します

 

昨日、人前でプレゼンをしてみて、いかに自分のプランが他の事例の良い所のパクリで空想的・妄想的な内容なのかと痛感しました。ということでプレゼン資料を公開します!ので、ダメ出しやご意見を歓迎します。そもそも空き家オーナーさんと連絡取れるのか?とか、アーティストやクリエイターが呼べるの?それって利益はちゃんと出るの?などなどツッコミどころは多々有るのはわかっています。一人で考えていても悶々としてしまうので、個人的にオープンデータを推進します。

20140920空き家活用ビジネスプラン・プレゼン資料(PDF)

20140920空き家活用ビジネスプラン・プレゼン資料(key note)

20140920空き家活用ビジネスプラン・プレゼン資料(power point)

 

ご連絡はこちらまで。

cbwinwin@gmail.com

 

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