高知で生まれ育った若者が空き家活用でAirbnbを運営
高知県で生まれ育った若者であるミヤザキさんが空き家の清掃などを行い、ついにAirbnbで正式にサービスをスタートしています。
(画像引用元:Kōchi-shiの中心街アクセス良好”Good access to the city")
実はミヤザキさんとはちょうど1年前くらいに一度お会いしているんですね。このブログに興味を持ってくれて。高知で空き家活用のシェアハウスをやりたいんだ、と熱く語っていたことを覚えています。
(画像引用元:高知空き家活用団体(仮) on Strikingly)
高知の魅力
高知の魅力ですが、昨年、東京から移住したイケダハヤトさんの記事やLIGの記事が参考になります。食べ物が美味しそうなのが個人的には魅力ですねー。
3日間かけて高知をぐるっと巡ってみましたが、高知県に対して、個人的に、
- 接待文化で、とにかくみんなフレンドリー
- 女性が強い
- カツオのタタキ、ウマ過ぎ
- それ以外の食べ物もウマ過ぎ
- 高知の清流、美しすぎ
- 郷土愛が強い
というような印象を受けました。
とにかく旅行していて、もてなされてるなー、料理うまいなー、川綺麗だなーと思いっぱなしでした。
県としては、移住者支援にも力を入れているようで、イケダハヤトさんのような居住者も今後増えていくのではないでしょうか。
イケダハヤトさんの移住日記では高知の美味しい食べ物や雄大な自然などの写真が数多く掲載されています。
(画像引用元:高知・梼原「雲の上のホテル」:年間500頭しか市場に出ない幻の肉「土佐あかうし」がたらふく食べられるし、温泉もあるし、雰囲気もすごい。 : まだ東京で消耗してるの?)
1泊あたり1220円
1泊あたり1220円!広々とした一軒家で2人まで滞在可能です。
(画像引用元)
高知の中心市街地へのアクセスはとても良いので、レンタル自転車を利用して高知駅前で食材を買って調理してもよし、ひろめ市場で飲食してもよしですね。
(画像引用元)
Airbnbのこれから
そもそもAirbnbって何?ていう人もたくさんいらっしゃると思います。自宅の空き部屋を旅行者に貸し出す人向けのウェブサイトで、192カ国の33,000の都市で80万以上の宿を提供しています。日本で登録は地方部よりも東京や京都などの都市部での登録が多いです。しかし今後、”暮らすように旅する”旅行ニーズの高まりやオリンピックに向けて外国人旅行者が増大することなどを踏まえて、今後Airbnbの登録件数は増えていくと思います。
一方で気になるのが旅館業法との兼ね合いです。解釈によりけりな部分があり、条文の読み方次第で白にも黒にもなるという状態です。今やるべきことは国内で確実にAirbnbの成功実績を積み重ねる(泊まってレビューを書いてリピーター、新規顧客を獲得する)しかないと思います。
我が国は、国民に自由な経済活動を保障していますので(憲法22条、29条)、それに対する規制は必要性が認められる合理的な範囲にとどめなければなりません。旅館業法上の規制を正当化できるとすれば、不特定多数の者が宿泊するホテルや旅館の場合、宿泊者の安全や衛生管理のために行政的な規制を及ぼすことが必要だからでしょう。そうだとすれば、自宅などに少人数の旅行者を泊める場合には、安全性や衛生面はそれほど問題とならないので、現状の旅館業法のようなハードルの高い規制を及ぼす必要はないとも考えられます。旅行者側もホテルや旅館並みの安全性や衛生管理を期待していないでしょう。