マチノヨハク

空き家を活用して新しい価値をつくる

解体されてもなお記憶は残る!築150年の古民家と庭と蔵は地域に愛された

築150年の古民家と庭と蔵

以前書いたこちらの記事で取り上げさせていただいた、西東京市にある築150年以上の古民家を改装してデイサービスや学童保育、スペース貸しとして活用している「和の家櫻井」ですが、残念ながら現在解体作業が始まっています。

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古民家は元々は約40年前に北陸から移築されてきたそうで、10数年前から空き家となっていて、その後、耐震改修や増築といった工事を行い「和の家櫻井」として再生されました(再生の経緯はこちらの記事が詳しいです)。高齢者に子供たち、子育て世代が集う場所として地域に愛されてきました。Instagramを見てみると、在りし日の「和の家櫻井」、そして「にわとくら」の様子がよくわかります。

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(画像引用元:和の家 : 櫻井 • Instagram写真と動画

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(画像引用元:にわとくら コミュニティ • Instagram写真と動画

現在はフォトアルバムが残されている

解体中の「和の家櫻井」しかり「にわとくら」ですが、現在はウェブサイト上にフォトアルバムが残されています。広い庭や風情のある蔵を活かして様々なイベントが開催されていました。

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(画像引用元:にわとくら

引き続き「にわとくらCommunity」は続く

「和の家櫻井」と「にわとくら」で育まれたコミュニティや人のつながりは続いているようです。「にわとくらCommunity」ではワークショップやセミナーを開催しています。多摩六都科学館の1階にはカフェもオープンしました。

六都なおきち 田無なおきち やおよろずのさんぽ市 にわとくらプロジェクト 株式会社にわと蔵