空き家グッド

空き家、空き室、空きビル、空き店舗、空き倉庫は問題ではなく可能性!空き家を活用して社会的課題を解決し、新しい街のコンテンツに生まれ変わらせる。そんな観点から書いているブログです。

空き倉庫のリノベーションが生んだ「まちのコンテンツ」が点在する街・清澄白河を歩いてみた

清澄白河のまちを歩いてみた

この日は仕事を午前で切り上げ(休みを取り)、東洋経済こちらの記事中川寛子さんの記事などで気になっていた清澄白河に行ってきました。”コーヒー界のアップル”という異名を持つブルーボトルコーヒーの1号店が、2015年2月に清澄白河にオープンしてからか、清澄白河はいつの間にか”コーヒー激戦区”になっていました。

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清澄白河駅都営大江戸線東京メトロ半蔵門線が乗り入れます。

1933年(昭和8年)竣工の集合住宅の1階をリノベーション

まず向かったのはレトロな集合住宅の1階をリノベーションして、おしゃれなカフェ&ギャラリーに生まれ変わらせている「gift_lab GARAGE」。人通りがある1階エリアに気軽に立ち寄れるカフェがあるって、なんかいいですよね。

元はガレージだった100平米の広い空間をセルフリノベーションし、奥はデザイン事務所、通りに面したスペースをガラス張りのカフェ&ギャラリーに生まれ変わらせました。

清澄白河のダブルローカル、gift_lab GARAGE [カフェ] All About

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おしゃれなデザインな外観。gift_lab GARAGE(Facebook)

解体寸前だった築50年の風呂無しアパート兼倉庫をリノベーション

次はこちら2012年9月にオープンしたfukadaso。解体寸前だった築50年の風呂無しアパート兼倉庫をリノベーション、1階にカフェやインテリアショップ、2階にはデザイン事務所やギャラリー兼手芸雑貨店、ボディケアのお店などが入っています(入居者紹介)。fukadasoは、アメリカ西海岸で人気のブルーボトルコーヒーが日本に上陸する前にすでにオープンしていました。

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トタン外壁がいい感じなfukadaso(Facebook)

倉庫をリノベーションしてサードウェーブコーヒーの元祖の一つが出店

そして、ブルーボトルコーヒー清澄白河ロースタリー&カフェは平日の昼間でしたが人がたくさん。ブルーボトルコーヒーは2002年にアメリカのオークランドで創立、サンフランシスコやニューヨーク、ロサンゼルスの3都市で16店舗を展開、サードウェーブコーヒーの元祖の一つです。広い倉庫をリノベーションして、1階部分に焙煎所とカフェ、2階部分にはキッチンとトレーニングラボ、オフィススペースが併設されています(参照記事)。

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店内は近所のママやビジネスマンで賑わっていました。清澄白河ロースタリー&カフェ Café | 東京 Blue Bottle

清澄白河が日本初出店で、海外初出店の店舗、その理由は「本社があるオークランドの環境に似ているから」。清澄白河を歩いて思ったのは確かに倉庫や工場が多く、川も流れていて、道が広々していました。高い建物が少なくて、空を見渡せる、そこそこ緑もあって静かな下町風情もある、そんなまちでした(あと、お寺も多かったです)。

清澄白河が、本社のあるオークランドに似ていたからというのが一番の理由です。工場や倉庫も多いけど、住宅や緑もある。おまけに高い建物が少なくて空が抜けている……そんなところに創業者兼CEOのジェームスは魅力を感じたようです。また、地域に根ざした店づくりというのも弊社のモットーなので、都会よりも、地元の人と一緒に成長できる環境のなかで最初は試してみたいという気持ちがあったのです」

次にくる住みたい街はここだっ! ~清澄白河~ | 街を知る | SUUMO(スーモ)

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清澄白河の街並み。川があって緑もあって、下町風情で、倉庫が多い、そんなまちでした。

木材倉庫をリノベーション!ブルーボトルコーヒーだけじゃない

こちらはニュージーランド発のロースター兼カフェ、オースプレス エスプレッソ。木材倉庫をリノベーションしています。2014年8月にオープンしました。すぐ側に木場公園東京都現代美術館があります。コーヒーを店内で飲むも良し、テイクアウトして木場公園で飲むのも良しですね。

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 清澄白河のまちに馴染んでいる感じでした。オースプレス エスプレッソ

ここは倉庫か?アトリエか?ケーキ屋さんでした

最後はたまたま歩いていたら見つけたこちらの倉庫風工場。ポップなイラストに惹かれて中を覗いてみると、ケーキ屋さんランビックでした。工場直売店らしいです。清澄白河はほんと倉庫が多いまちでした。

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洋菓子屋のランビックは主にBtoBで法人向けに卸しているそう。工場直売で地元の人たちにも販売しています。ランビック(食べログ)

清澄白河に倉庫が多いのは江戸時代に水運(物流)の拠点となったから

以上見てきただけでも、倉庫リノベーションの多いこと多いこと。清澄白河にはなんで倉庫が多いんでしょうか?それは江戸時代に遡ります。江戸中心部と当時関東最大の塩田があった行徳(浦安市行徳)を繋ぐための河川を掘削した結果、清澄白河エリアは複数の掘割が掘削されます。つまり、当時の物流の中心である水運の拠点として発展してきたまちなのです。だから水辺が多く、倉庫が多い。倉庫をリノベーションして新しいまちのコンテンツが生まれている背景には、江戸時代から続くまちの成り立ちがありました。

 「下町深川と聞くと、多くの人は門前仲町界隈をイメージしがちですが、もとはといえば深川は、森下(現・森下駅周辺)と、ここ清澄白河を起点に発展を遂げたエリアなんです。江戸幕府を開いた徳川家康は、塩を江戸市中に運び込むために、掘割(運河)の掘削工事を計画しましたが、掘割のなかで最初に整備されたのが、現在、清澄地区を流れる小名木川。そのため、この地は江戸初期の時代から「物流の拠点」となり、川沿いには物資を貯蔵する蔵などが多く建ち並んでいたと伝えられています」

次にくる住みたい街はここだっ! ~清澄白河~ | 街を知る | SUUMO(スーモ)

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(画像引用元)

《参考記事》
清澄白河が面白くなっているのはなぜ? [住みたい街 首都圏] All About
清澄白河が面白くなっているのはなぜ? : この世に家がある限り
次にくる住みたい街はここだっ! ~清澄白河~ | 街を知る | SUUMO(スーモ)