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空き家を活用して新しい価値をつくる

徳島県・出羽島で空き家再生ワークショップが開催【メモ】

徳島県・出羽島で空き家再生ワークショップ

 

徳島県といえば神山町の空き家再生の取組が有名です。今回、その神山町で「空家町屋プロジェクト」を手掛けた坂東幸輔さんが参加して空き家再生ワークショップが行われました。

 

牟岐町の活性化支援に取り組む大学生グループ「ひとつむぎ」は24日から1泊2日の日程で、同町の離島・出羽島の町並み保存や活用の方策を探るワークショップ「出羽島プロジェクト2015」を開く。島では過疎化に伴って空き家が増えており、問題解決へ向けて住民と共に考える。

出羽島の町並み保存・活用探る 牟岐活性化を図る学生団体【徳島ニュース】- 徳島新聞社

 

NHKでも放送されました。

 

 

学生グループ「ひとつむぎ」や建築を学ぶ東京芸術大学大学院の学生ら8人が参加して2班に分かれて空き家再生プロジェクトの提案を行ったようです。オープンカフェやフリースペースに。

 

ひとつむぎや建築を学ぶ東京芸術大大学院の学生ら8人が、2班に分かれて検討。愛媛大1年の川邊陸さん(19)=松山市=らは空き家の1棟をカフェに改装し、「ミセ造り」と呼ばれる折りたたみ式縁側が並ぶ一帯を、オープンカフェとして開放する案を提示。住民と移住者らがお茶を飲みがら会話を交わし、相互理解が深まることを期待した。
大阪大2年の岡田まどかさん(20)=大阪府吹田市=らは、宿泊やギャラリーなどに固定せずに、自由に使用できるフリースぺース「最強の空き家」の整備を提案。住民も空き家を活用してもらい、移住者との交流を促すことで、地域に溶け込みやすい環境づくりが狙い。

出羽島の未来、空き家にあり 学生が活性化案発表【徳島ニュース】- 徳島新聞社

 

2日間のワークショップの様子は徳島県・牟岐町地域おこし協力隊の小林大介さんのブログ「六角舎」に詳しいので少し引用させていただきます。

 

出羽島の探索、島民の方々を交えてディスカッション、夕食、2チームのチーム名決め。

 

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画像引用元

 

空き家再生を起承転結で表す

 

そして夕食後に行われたというブレーンストーミングが面白いです!空き家再生を起承転結でイメージする手法。

 

起:出羽島が〇〇になればいいのに。
承:そのためには△△が必要だ。
転:そうだ空き家がある!
結:空き家を☓☓に再生しよう!

こんなことをテーマにやりたいと思ったこと(起)を空き家活用に繋げていくもの。「これは面白そうだ!」と思い、ボクを含めた大人チームも急遽参加させていただくことに。

「出羽島4コマ」から出羽島の空き家の利用法を探るワークショップ一日目 | 六角舎-ヘキシャ 

 

起承転結で仮説をあらかじめ立てて実際にフィールドワークして、仮説が実現可能なのかとか他に必要なこととか出るかもしれないわけですね。