徳島県・出羽島で空き家再生ワークショップ
徳島県といえば神山町の空き家再生の取組が有名です。今回、その神山町で「空家町屋プロジェクト」を手掛けた坂東幸輔さんが参加して空き家再生ワークショップが行われました。
牟岐町の活性化支援に取り組む大学生グループ「ひとつむぎ」は24日から1泊2日の日程で、同町の離島・出羽島の町並み保存や活用の方策を探るワークショップ「出羽島プロジェクト2015」を開く。島では過疎化に伴って空き家が増えており、問題解決へ向けて住民と共に考える。
NHKでも放送されました。
出羽島プロジェクト、NHK「おはよう日本」地域の方に案内を受け島を歩き、空き家を大学生やアーティストが利用する改修案の提案を行った。 pic.twitter.com/lMnsS6d1EO
— 坂東幸輔 (@kosukebando) 2015, 1月 25
学生グループ「ひとつむぎ」や建築を学ぶ東京芸術大学大学院の学生ら8人が参加して2班に分かれて空き家再生プロジェクトの提案を行ったようです。オープンカフェやフリースペースに。
ひとつむぎや建築を学ぶ東京芸術大大学院の学生ら8人が、2班に分かれて検討。愛媛大1年の川邊陸さん(19)=松山市=らは空き家の1棟をカフェに改装し、「ミセ造り」と呼ばれる折りたたみ式縁側が並ぶ一帯を、オープンカフェとして開放する案を提示。住民と移住者らがお茶を飲みがら会話を交わし、相互理解が深まることを期待した。
大阪大2年の岡田まどかさん(20)=大阪府吹田市=らは、宿泊やギャラリーなどに固定せずに、自由に使用できるフリースぺース「最強の空き家」の整備を提案。住民も空き家を活用してもらい、移住者との交流を促すことで、地域に溶け込みやすい環境づくりが狙い。
2日間のワークショップの様子は徳島県・牟岐町地域おこし協力隊の小林大介さんのブログ「六角舎」に詳しいので少し引用させていただきます。
出羽島の探索、島民の方々を交えてディスカッション、夕食、2チームのチーム名決め。
(画像引用元)
空き家再生を起承転結で表す
そして夕食後に行われたというブレーンストーミングが面白いです!空き家再生を起承転結でイメージする手法。
起:出羽島が〇〇になればいいのに。
承:そのためには△△が必要だ。
転:そうだ空き家がある!
結:空き家を☓☓に再生しよう!こんなことをテーマにやりたいと思ったこと(起)を空き家活用に繋げていくもの。「これは面白そうだ!」と思い、ボクを含めた大人チームも急遽参加させていただくことに。
起承転結で仮説をあらかじめ立てて実際にフィールドワークして、仮説が実現可能なのかとか他に必要なこととか出るかもしれないわけですね。
出羽島4コマのルール。 pic.twitter.com/E6czi0eNLz
— 坂東幸輔 (@kosukebando) 2015, 1月 24
発表。島の空き家を使って託児所にする案、クリエイターに食事を提供するカフェ案、少ない定期船を補う貸しボート屋案の3つのアイデアが出ました。明日のワークショップでは、出羽島をどういう島にしたいか、じっくり考えてもらいます。 pic.twitter.com/QFI0m8Y6YA
— 坂東幸輔 (@kosukebando) 2015, 1月 24
ワークショップ、男子学生の宿舎。ミセ造りの民家、羨ましい。 pic.twitter.com/JcKa60xeI7
— 坂東幸輔 (@kosukebando) 2015, 1月 24
おいでってば♡、出羽島の古い風景が移住者にとって新しい風景になる島になる提案。移住者が空き家だけではなく島の道などパプリックな場所にはみ出して行くことで、地域の住民との接点を増やし、出羽島らしさを継承出来る人を育てるプログラム。 pic.twitter.com/sw9Z0c9B2f
— 坂東幸輔 (@kosukebando) 2015, 1月 25
シラタマモン、自分だけの過ごし方が出来る島を作る。住民も移住者もいつでもどんなことにも使える「最強の空き家」を作る。また、出羽島に多く見られる青く塗られた家をポジティブに捉える。 pic.twitter.com/QdtS6Hv6WR
— 坂東幸輔 (@kosukebando) 2015, 1月 25