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空き家を活用して新しい価値をつくる

まちづくりではなく”まちのコンテンツづくり”(リノベーションまちづくり塾@豊島区第2回レポートpart1)

まちづくり→まちのコンテンツづくりへ

 

1月13日に豊島区生活産業プラザで行われた2回目の「リノベーションまちづくり塾@豊島区」のレポートをぼちぼちまとめていきます。なにぶん本編の、福岡でビル再生に取り組むスペースRデザインの吉原勝己さんのお話の中身がめちゃくちゃ濃いので咀嚼するのに時間がかかります。

 

ということで前段に行われた、豊島区のリノベーションまちづくり検討委員会の委員長でもある都市再生プロデューサーの清水義次さんのお話をまとめます。

 

なお当日の様子はこちらのブログにまとまっています。

【池袋】第2回リノベーションまちづくり塾@豊島区に参加!【池袋ブログ】

 

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最初は清水さんの挨拶。そしてリノベーションまちづくりの概要プレゼン。

 

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まちづくりではなく、より具体的に”まちのコンテンツづくり” なんだと清水さんはおっしゃいます。住むこと、働くこと、遊ぶこと、といった生活に根ざした商品やサービスを提供するコンテンツを町に点在する空き家を使ってつくること。そこで新しい居住スタイルや働き方、産業が生まれ雇用も創出される。空き家がコンテンツを再生産していくようなイメージです。

 

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まちのコンテンツ例が示されています。(1)人、企業、組織(2)衣食住のライフスタイル(3)スポーツ・芸術・デザイン(ハイカルチャー、サブカルチャー、伝統文化)を楽しむ(4)都市型産業集積。 

 

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清水さんは不動産オーナーがオープンマインドで不動産を町に開いてコンテンツづくりに取り組むことがとても重要だとおっしゃいます。コンテンツづくりの結果、町の魅力が上がり”エリア価値”が上昇するというレベルまで行くことが目標なのでしょう。

 

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今度、豊島区でもリノベーションスクールが開催されますが、遊休不動産オーナーの皆様へ計画対象物件を募集しています。リノベーションまちづくりには不動産オーナーの力がとても重要です。 

 

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